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エンジニア1年目が辛いのは当たり前?原因と乗り越え方、辞める判断基準を解説

エンジニア1年目が辛いのは当たり前!?

目次

エンジニア1年目で「辛い」と感じるのは、決して珍しいことではありません。

多くの人が、同じように壁にぶつかり「自分は向いていないのでは」と不安を抱えながら日々を過ごしています。

ただし、その辛さは大きく2つに分けられます。

1つは「成長過程で誰もが通るもの」ですが、もう1つは「職場環境や業務体制に問題があるもの」です。

この2つを見極められないまま我慢を続けてしまうと、本来なら続けられたはずのキャリアを手放すことになるかもしれません。

本記事では、エンジニア1年目が辛く感じる理由を整理したうえで、乗り越えるための具体的な方法や、続けるべきかの判断基準まで解説します。

今まさに悩んでいる方が、自分の状況を客観的に見つめ直し「これからどうすべきか」を考えるきっかけになる内容になっています。

この記事の監修者

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

株式会社ESES 代表取締役社長

1990年生まれ。埼玉県出身。SES業界を「“良い”SES」にするために業界No.1の立ち位置を目指す、株式会社ESESの代表取締役。人材サービス事業を行うUZUZ(ESESのグループ会社)において、営業部長や支店立ち上げを経て、最年少で執行役員に就任した経歴の持ち主。現在は、経営業務だけでなく、営業や採用にも幅広く従事し、SES業界に革新を起こすために日々奮闘中。

【結論】エンジニア1年目が辛いのは普通?

エンジニア1年目で辛いと感じるのは、ごく普通のことです。

多くの人が同じような壁にぶつかり、挫折を経験します。

その時大切なのは、現場の厳しさや自分の未熟さときちんと向き合うことです。

ほとんどの人が1年目で挫折を感じる

現場に入ると、これまでの環境とは全く違うスピード感や責任の重さが一気にのしかかります。

専門用語や技術が当たり前のように飛び交い、基礎知識だけでは太刀打ちできない場面も多いでしょう。

その結果「何が分からないのかすら分からない」という状態に陥り、自信を失ってしまう人は少なくありません。

自分の未熟さに嫌気がさしたり、同期が優れて見えて落ち込んだりすることもあるでしょう。

しかし、こうした不安や焦りを抱えているのはあなただけではありません。

実際は多くの新人エンジニアが「自分は向いていないのではないか」「周りについていけない」といった不安を抱えています。

辛いのは成長過程にいる証拠

辛いと感じる時期は、成長の真っただ中にいる証拠でもあります。

エンジニア1年目は、新しい知識やスキルを一気に吸収しなければならず、頭も心もフル回転の状態になりがちです。

これまで触れたことのない技術に挑戦し、向き合い続けることは、どうしても負荷がかかるため苦しさを感じやすくなります。

しかし、このプロセスは決して無駄ではありません。

乗り越えた分だけ確実にスキルとして積み重なり、エンジニアとしての成長を支える土台になります。

ただし、無理は禁物

一方で、どれだけ「1年目は辛くて当たり前だから」と言われていても、無理をし続けるのは危険です。

全ての辛さが成長につながるわけではなく、中には環境や働き方そのものに問題があるケースもあります。

例えば、明らかに業務量が過剰で長時間労働が常態化していたり、ミスをした時に責められるだけでフォローがなかったりする環境は要注意です。

このような場合は「頑張ればなんとかなるはず」と思い込んでしまうと、心身をすり減らしてしまうこともあります。

だからこそ、今の自分の状態を客観的に見つめることが大切です。

エンジニア1年目が辛い理由9選

エンジニア1年目は、技術的な未熟さだけでなく、働き方・人間関係・評価・プレッシャーなど、様々な要素がストレスとして一度に押し寄せる時期です。

そのため、どこにストレスの原因があるのか分からないまま、漠然と「辛い」と感じてしまうことも少なくありません。

しかし、エンジニア1年目が「辛い」と感じる背景には、いくつかの共通した理由があります。

ここでは、エンジニア1年目が辛く感じやすい代表的な理由を9つに整理しました。

自分の辛さがどこから来ているのかを知ることで、対処法が見えてくるでしょう。

1.スキル不足で何もできない

エンジニア1年目で最も多くの人がぶつかる壁が「自分は何もできない」という無力感です。

実際の現場では、座学で触れた内容だけでは通用しなかったり、先輩エンジニアの会話や指示が専門用語だらけで理解が追いつかない場面が頻繁にあります。

「言われていることが分からない」

「調べても理解できない」

「何から手をつければいいのか分からない」

そんな状態に陥ると「自分だけが足を引っ張っているのではないか」という不安を感じやすくなります。

2.責任やプレッシャーが大きい

エンジニアの仕事は表からは見えにくいものの、実は裏で非常に大きな責任を伴います。

自分が書いたコード1つが、システム全体の動作に影響を与えることも珍しくありません。

場合によっては、企業活動やユーザーの生活にまで影響が及ぶこともあります。

そのため「ミスしてはいけない」というプレッシャーを常に感じやすい職種です。

特に1年目は経験が少ない分、判断に自信が持てず、些細な作業でも必要以上に緊張することがあります。

こうした不安が積み重なると、精神的な負荷は大きくなり、仕事そのものを辛く感じてしまいます。

3.質問できず孤独になりやすい

「分からないことがあっても質問できない」という悩みも、1年目のエンジニアによく見られます。

周囲の先輩が忙しそうにしていると声をかけづらく「こんな初歩的なことを聞いていいのだろうか」と遠慮してしまう場面は少なくありません。

特に難しいのは、そもそも自分の中で何が分からないのかが整理できていない状態です。

質問の仕方が分からず、1人で抱え込みがちになります。

「どこまで調べれば質問していいのか分からない」

「自分だけ理解できていない気がして恥ずかしい」

こうした気持ちが積み重なると、作業が進まないだけでなく、焦りや孤独感が強くなり、悪循環に陥ってしまいます。

4.成長している実感がない

毎日必死に働いているにもかかわらず「自分が成長しているのか分からない」と感じてしまうことも、1年目のエンジニアに多い悩みです。

特に1年目は、できることが限られているため、小さな変化に気づきにくく、努力が成果に結びついていないように思えてしまいます。

周囲を見渡せば経験豊富なエンジニアばかりで、自分との差が大きく見えることもあるでしょう。

先輩や同期と比較しすぎてしまうと「いつになったら追いつけるのだろう」という不安が強くなり、モチベーションが下がることもあります。

5.正当に評価されないと感じる

1年目は雑務やサポート業務が中心になることも多く「頑張っているのに評価されていない」と感じてしまう場面もあるでしょう。

こうした雑務などは目に見える成果が出にくいため、自分の努力が正しく伝わっているのか不安になりやすいです。

また、評価基準が明確でない職場では「何をすれば評価されるのか分からない」という状態に陥ることもあります。

どれだけ頑張っても手応えが得られないと、モチベーションの低下につながりかねません。

6.時間外に勉強しないと追いつけない

エンジニアは継続的な学習が求められる職種であり「常に仕事のことを考えている状態」になりやすい傾向があります。

特に1年目は基礎知識がまだ十分ではないため、業務中だけでは理解しきれず、どうしても夜や休日の時間を使って補う必要が出てきます。

その結果、休む時間も十分に取れなくなってしまい、精神的な余裕がなくなる人もいるでしょう。

「勉強しないと置いていかれる」という焦りが強くなるほど、オンとオフの切り替えが難しくなり「ずっと働いている感覚」に陥ってしまう人も少なくありません。

7.残業や労働時間が長い

プロジェクトの状況によっては、どうしても残業が多くなるケースがあります。

納期前の追い込みや、急なトラブル対応が発生すると業務が長引き、プライベートの時間が削られてしまうことが少なくありません。

加えて、1年目はまだ仕事のペース配分にも慣れていないため、余計に負担を感じやすい時期でもあります。

こうした状況が続くと心身の疲労が蓄積し、仕事のためだけに生活しているような感覚に陥ってしまう人もいるでしょう。

また、エンジニアは配属先によって労働環境が大きく異なります。

時には「当たり外れ」を感じることもあり「仕事が辛い」と感じる人もいます。

8.人間関係が合わない

技術的な難しさとは別に「人間関係が合わない」と感じてしまうケースも少なくありません。

エンジニアの現場は、常にタスクが溜まっていたり、納期に追われていたりと、忙しさからコミュニケーションが最小限になりがちです。

そのため、上司や先輩との相性、チームの雰囲気によっては仕事の相談をしにくくなり、働きづらさを感じる人もいます。

こうした状況が続くと、分からないことを抱え込む時間が増え、焦りや孤立感が強くなることもあるでしょう。

その結果、さらにストレスが溜まるという悪循環に陥りかねません。

9.休日でも仕事のことしか考えられない

1年目は覚えることが多く、日々の業務で手一杯になりがちです。

そのため、本来は心身を休めるはずの休日であっても、頭の中から仕事が離れないという悩みを抱える人は少なくありません。

「来週のタスク、ちゃんとこなせるだろうか」

「あのエラーの原因、まだ分かっていないな」

こうした不安がふとした瞬間に浮かび、せっかくの休日なのに十分にリフレッシュできないこともあるでしょう。

このような状態が続くと、心身ともに疲れが取れず、集中力が落ちたり、ミスが増えたり、仕事への不安がさらに強くなったりと、パフォーマンスにも影響が出ます。

このように「常に仕事に追われている感覚」がストレスを増幅させてしまうのです。

辛いエンジニア1年目を乗り越える方法

辛いエンジニア1年目を乗り越える方法

エンジニア1年目の辛さは、適切な向き合い方をすることで、少しずつ軽減し、確実に乗り越えられます。

技術的な壁や精神的なプレッシャーは誰もが経験するものですが、正しい方法で対処すれば、成長につながるチャンスにも変わるのです。

ここでは、1年目の辛さを和らげ、前向きに働くための具体的な方法を紹介します。

日々の小さな工夫や考え方の切り替えが、挫折を防いでくれるでしょう。

小さな成長を積み上げる

成長は一気に実感できるものではなく、日々の小さな積み重ねによって少しずつ形になります。

そのため、まずは「小さな変化」に気づける状態を作ることが重要です。

  • 作業スピードが少し上がった
  • 新しいツールや機能を1つでも覚えた
  • 簡単なエラーを自力で解決できた

こうした小さな成功体験は、一見すると大したことがないように思えるかもしれません。

しかし、それらを積み重ねて可視化していくことで「確実に前に進んでいる」という実感が得られます。

小さな変化に気づき、それを前向きに受け止められるようになると、モチベーションも維持しやすくなります。

分からないことは早めに質問する

分からないことを抱え込んでしまうと、作業が止まるだけでなく、時間だけが過ぎていき「自分は何もできていない」という自己否定につながりやすくなります。

これを防ぐためにも、適切なタイミングで質問することがとても重要です。

  • 15〜30分ほど調べても解決しない場合は質問する
  • 「何を試して、どこが分からないのか」を整理してから伝える

このような基準を自分の中で持っておくと、相手にも状況が伝わりやすくなり、お互いに余計なストレスを感じずにやり取りができます。

結果として、早めに質問したほうがチーム全体の効率も上がるでしょう。

質問するという行為そのものを1つのスキルと捉え、少しずつ慣れていくことが大切です。

信頼できる人に相談する

信頼できる人に相談すると、気持ちが整理され、1人では見えなかった解決の糸口が見つかることもあります。

相談相手は必ずしも同じ職場の上司や先輩である必要はなく、同期や他部署の人、さらには社外のエンジニアコミュニティなどでも構いません。

自分が安心して話せる相手を見つけることが何より大切です。

孤独を感じたときこそ1人で抱え込まず、誰かに頼ることを意識しましょう。

完璧を求め過ぎない

エンジニアの仕事は、常に試行錯誤の連続です。

最初から正解を出せる人はほとんどいません。

それなのに「ミスをしてはいけない」「全てを完璧に理解しなければならない」と考えてしまうと、必要以上に自分を追い込んでしまい、精神的な負担が大きくなります。

大切なのは、60〜70点でもいいから前に進むことです。

完璧を目指して立ち止まるよりも「改善しながら進める」ことを意識すると気持ちに余裕が生まれ、結果的に成長スピードも上がります。

今後のキャリアプランを考えてみる

目の前の業務に追われていると「このままでいいのだろうか」という不安が強くなりがちです。

そんなときは、一度立ち止まって自分の将来について考えてみるのも良いでしょう。

「どんなエンジニアになりたいのか」「どんなスキルを身につけたいのか」といった方向性を整理すると、今やるべきことが自然と見えてきます。

明確な計画でなくても構いません。

ざっくりとしたイメージでも、自分なりの軸を持つことで迷いが減り、日々のモチベーション維持にもつながります。

以下の記事では、SESで働くエンジニアがどのようにキャリアを広げていけるのか紹介しています。

キャリアアップの具体的な選択肢やステップを知りたい方におすすめです。

学習環境を整える

効率よくスキルを身につけるためには、学習環境を整えることも欠かせません。

分からないことをすぐに調べられる環境があるだけで理解のスピードは大きく変わりますし、学んだ内容を整理できるツールがあると知識が定着しやすくなります。

また、インプットだけでなく、アウトプットの機会を作ることも重要です。

学んだ内容を実際に手を動かして試してみることで、理解が深まり、記憶にも残りやすくなります。

リフレッシュできる手段をもっておく

エンジニア1年目はどうしても仕事中心の生活になりやすく、気づかないうちに心身の負担が蓄積してしまいます。

だからこそ、意識的にリフレッシュできる時間を確保することが大切です。

適度に休むことで気持ちが切り替わり、結果的に仕事のパフォーマンスも向上します。

「休むことも仕事のうち」と考え、無理なく続けられる働き方を意識することが、エンジニアとして長く活躍するための土台となるでしょう。

監修者コメント

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

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成長するために大切なのは「小さな意識の積み重ね」

乗り越えるためのポイントは「一気に成長しようとしない」ことです。

エンジニアのスキルは積み重ね型で、急に伸びるものではありません。

小さな成功体験を積むことで、徐々に自信がついていきます。

また、質問を早めにすることは決して迷惑ではなく、むしろ成長の近道です。

信頼できる人に質問や相談をすることで、視野が広がり、思い込みから解放されることもあります。

一方で、仕事中心の生活は心身に負担がかかることもありますので、精神的な余裕を保つために、意識的にリフレッシュする時間を確保することも忘れないでください。

エンジニア1年目で辛い時に辞めるべきか考える判断基準

エンジニア1年目で辛さを感じたとき「このまま続けるべきなのか、それとも辞めたほうがいいのか」と悩む人は少なくありません。

ただ、その場の感情だけで判断してしまうと、後になって「もっと冷静に考えればよかった」と後悔してしまう可能性もあります。

だからこそ、まずは一度立ち止まり、今の状況を客観的に見つめ直すことが大切です。

自分が抱えている辛さの原因や、改善できる余地があるのかどうかを整理することで、より納得感のある選択ができます。

続けたほうがいいケース

一時的な辛さであれば、すぐに辞めるのではなく、もう少し続けることで状況が改善する可能性があります。

まずは環境やサポート体制を冷静に見極めることが大切です。

教えてくれる・頼れる人がいる

職場に質問できる相手や、丁寧に教えてくれる先輩がいる職場は、とても恵まれた環境です。

エンジニア1年目は分からないことが多く、1人で抱え込むと成長が遅くなるだけでなく、精神的にも追い込まれやすくなります。

だからこそ「誰に聞けるか」は成長スピードに直結する重要な要素です。

今は辛く感じていても、周囲から適切なサポートを受けられる環境であれば、時間とともに理解が深まり、できることも確実に増えていくでしょう。

少しでも成長ポイントがある

日々の業務の中で、ほんのわずかでも「できるようになったこと」があるなら、それは確かな成長の証です。

エンジニア1年目は、努力が目に見える形で現れにくいため、不安を感じやすい時期ですが、実際には完全に停滞していることはほとんどありません。

最初は理解できなかった内容が、ある日ふとつながる瞬間があります。

この「理解がつながる感覚」は、継続して取り組んでいるからこそ得られるもので、一歩ずつ積み重ねてきた結果です。

少しでも前に進んでいる実感があるのであれば、その環境で続けてみる価値は十分にあります。

辞めたほうがいいケース

環境そのものに問題がある場合は、無理に続けることで心身に負担がかかる可能性があります。

辛さの原因が自分の努力ではどうにもならない場合は、早めに見切りをつけることも大切です。

放置されている

仕事を任されず、ほとんど放置されている状態が続く場合は注意が必要です。

エンジニア1年目にとって、実務経験を積めないことは大きな損失につながります。

「何をしていいか分からないのに指示がない」「質問しても対応してもらえない」といった状況が続くと、スキルが身につかないまま時間だけが過ぎてしまいます。

数か月経っても改善が見られないのであれば、その環境に留まり続けるメリットはあまりありません。

状況を冷静に見極め、思い切って環境を変えることを検討すべきといえます。

労働環境が明らかにブラック

長時間労働が当たり前になっていたり、休日がほとんど取れないなど、明らかに労働環境に問題がある場合は、無理に続ける必要はありません。

こうした環境では心身の負担が大きくなるだけでなく、学習や成長に使える時間や余力が奪われてしまい、結果的にスキルアップにもつながりにくくなります。

「このまま続けるのは厳しい」と感じるほど状況が悪いのであれば、環境を変える選択肢を持つことが大切です。

働く環境はキャリアの土台になる部分だからこそ、健全に働ける場所を選ぶことが長期的な成長にも直結します。

以下の記事では、SES業界におけるブラック企業の特徴を紹介しています。

今の職場環境が適切であるかを判断するヒントになりますので、ぜひ参考にしてください。

心身に不調が出ている

仕事が原因で体調を崩したり、強いストレスを感じている場合は、何よりも自分の健康を優先すべきです。

心身の不調は「少し休めば治る」と軽く見られがちですが、無理を続けることで症状が悪化し、回復に長い時間がかかってしまうこともあります。

加えて、慢性的なストレスや疲労は、集中力や判断力を奪い、将来的なキャリア形成にも影響を及ぼしかねません。

エンジニアとして成長したい気持ちが強いほど「まだ頑張れる」と自分を追い込みがちですが、長く働き続けられる健康状態を保つことも大切です。

一度立ち止まって自分の状態を見つめ直し、必要に応じて休む・環境を変えるといった選択肢を考えることも忘れてはいけません。

エンジニア1年目が辛いと感じている人からよくある質問

エンジニア1年目は、覚えることが多い上に環境にも慣れていないため、誰もが不安や悩みを抱えやすい時期です。

「自分だけが辛いのでは」と感じてしまう人もいますが、実際には多くの人が同じような壁にぶつかっています。

ここでは、特によく寄せられる質問を取り上げながら、悩みを整理するための考え方や解決の糸口を紹介します。

Q1.入社半年で辞めるのは甘えと思われる?

結論から言うと、必ずしも甘えとは限りません。

一般的には「最低でも1年は続けた方がいい」と言われることが多く、短期離職に対してネガティブな印象を持つ人がいるのも事実です。

しかし、本当に重要なのは「辞める理由」です。

心身を消耗し続けるような環境であれば、早めに見切りをつけた方が良いケースもあります。

一方で、環境に問題がないのに「なんとなく辛い」という理由だけで辞めてしまうと、次の職場でも同じ壁にぶつかる可能性があります。

辞めるかどうかを判断する際は、期間ではなく「環境に問題があるのか」「成長の余地があるのか」といった視点で冷静に見極めることが大切です。

以下の記事では、入社半年でSES企業を辞めた方が良い人の特徴や、短期離職のデメリットを解説しています。

離職を検討している方は、ぜひこちらも参考にしてください。

Q2.未経験からエンジニアはやめたほうがいい?

未経験からエンジニアを目指すこと自体は、決して避けるべき選択ではありません。

ただし、イメージだけで飛び込んでしまうと、現実とのギャップに苦しむ可能性があります。

エンジニアの仕事は地道な学習や継続的なスキル習得が必要であり「なんとなくかっこいいから」という理由だけでは続けるのが難しいこともあります。

一方で、適切な環境で経験を積めば、スキルは確実に積み上がり、将来的な選択肢も大きく広がります。

未経験スタートでも、学び方や環境を工夫することで十分に活躍できる道はあります。

以下の記事では、未経験からのエンジニア転職が「やめとけ」と言われる背景について解説しています。

未経験からのエンジニア転職を成功させるコツも紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてください。

Q3.どれくらいで辛さがなくなる?

個人差はありますが、一般的には3〜6か月ほどで少しずつ楽になってくるケースが多いです。

最初の1〜2か月は分からないことだらけで、業務の流れにも慣れていないため、最も辛さを感じやすい時期です。

しかし、日々の業務を通して基本的な知識や作業手順が身についてくると、徐々に余裕が出てきます。

特に3か月を過ぎたあたりから「なんとなく分かること」が増え始め、6か月頃には簡単なタスクであれば自分で進められるようになる人も多いです。

1年が経つ頃には、仕事の全体像が見え始め「最初よりは確実に成長している」と実感できるでしょう。

ただし、半年以上経ってもまったく状況が変わらない場合は、仕事のやり方や学び方、あるいは環境そのものを見直す必要があります。

Q4.今所属しているSES企業を辞めたいんだけど……

SES企業は「配属先によって環境が大きく変わる」という特徴があります。

そのため「会社が悪い」というよりも「今の現場が自分に合っていないだけ」という可能性もあります。

実際に、現場が変わるだけで働きやすさが大きく改善するケースは少なくありません。

一方で、どの現場に行っても状況が変わらない、サポート体制が整っていない、といった場合は、会社自体に問題がある可能性があります。

その場合は、環境を変えることも視野に入れるべきです。

大切なのは、勢いで辞めるのではなく「何が原因で辛いのか」「現場の問題なのか、会社の問題なのか」を整理したうえで判断することです。

原因を明確にすることで、次の選択を誤りにくくなります。

以下の記事では、SESを辞めたいと感じる理由や、辞める前に確認すべきポイントなどを紹介しています。

状況を整理するヒントになる内容ですので、ぜひこちらもご覧ください。

監修者コメント

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

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「自分だけが遅れている」わけではない

悩みや不安を抱えるエンジニアに共通しているのは「自分だけが遅れているのではないか」という不安です。

しかし、実際には多くの人が同じような悩みを抱えています。

寄せられる質問はどれも自然なもので、悩む自分を恥ずかしがる必要はありません。

特にSES企業に務めている人の場合は、現場によって環境が大きく変わるため、現場が合わないだけというケースも多く見られます。

大切なのは、悩みを抱えたときに自分だけで判断しないこと。

第三者の視点を取り入れることで、状況を客観的に整理でき、より良い選択をしやすくなります。

まとめ

エンジニア1年目が辛いと感じるのは、多くの人が経験するごく自然なことです。

その辛さの多くは成長の過程であり、適切に向き合うことで少しずつ乗り越えられます。

ただし、全ての辛さを我慢する必要はありません。

環境に明らかな問題がある場合や、心身に不調が出ている場合は、無理を続けず一度立ち止まることも大切です。

エンジニアとしてのキャリアは1年目で決まるわけではありません。

自分に合ったペースで成長しながら、無理のない選択をしていきましょう。

弊社ESESは、SES(システムエンジニアリングサービス)企業です。

SESとは、エンジニアがクライアント企業のプロジェクトに参画し、技術力を提供する働き方のこと。

配属先によって業務内容や環境が変わるため、幅広い経験を積めるのが大きな特徴です。

ESESでは、エンジニアが成長のチャンスを掴めるよう、スキルアップを全力でお手伝いしています。

外部研修の受講や書籍購入補助、面談練習、スキルシートの添削など、様々な角度からエンジニアをサポート。

さらに、会社都合の案件配属もないため、エンジニア自身がレベルや希望に合わせて配属先を選べます。

担当フェーズや使用言語、開発環境などの条件に関わらず、経験が浅い方でも安心して働ける環境を提供しています。

もしも「今の環境で成長できているのか不安」と感じているのなら、1人で抱え込まず、ぜひ一度ESESにご相談ください。

あなたの状況を丁寧にヒアリングし、無理のないキャリアの進め方や、あなたに合った働き方を一緒に考えていきます。

あなたのキャリアがより良い方向へ進むよう、ESESが全力でサポートします。

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執筆・編集

ESESブログ 編集部

「正しい情報をわかりやすく」をモットーに、SESエンジニアとして働くなら知っておきたい“お役立ちコンテンツ”を発信しています。すべての記事は、SESのプロが徹底的に監修。SES企業だからこそわかるリアルな情報を日々発信中です。

ESESとは?

ESESという社名には、3つの願いが込められています。

1つ目は、ITエンジニアの7割を占める働き方
「SES(客先常駐)」を「良いSES(“E”SES)」にしたいという願い。

2つ目は
「従業員満足度(ES)」を高めることで、「エンジニア全体の満足度(ES)」も高めたいという願い。

そして3つ目は、
社員や顧客に対して常に「YES(前向きな返答)」と言える会社でありたいという願い。

ESESでは「自らとエンジニアがウズウズ働ける世の中をつくる。」
ミッションとし、常態化しているSESエンジニアの労働環境課題を解消していきます。