SESの満足度を上げる単価評価制度とは?メリットとデメリットを理解しよう

SESの満足度を上げる“単価評価制度”とは?

社会人にとって、給料に関する悩みはつきもの。

もちろんそれは、エンジニアも例外ではありません。

時には「給料・報酬が不透明で納得できない」「スキルに見合った給料・報酬を得られていないように感じる」といった不満を抱えることもあるでしょう。

そんなエンジニアにおすすめしたいのが、単価評価制度を採用しているSES企業です。

単価評価制度を採用しているSES企業では、クライアントから提示された単価が事前にエンジニアへ公開されるため、報酬の透明性が高く、金額に納得してから働けるのです。

この記事では、SES事業を行っている弊社ESESが実際に感じた内容を元に、単価評価制度の実態を解説します。

ITエンジニアの方で、報酬に納得して働きたいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

この記事のアドバイザー(監修者):白川 聖悟 
SES業界を「“良い”SES」にするために業界No.1の立ち位置を目指す、株式会社ESESの代表取締役。人材サービス事業を行うUZUZ(ESESのグループ会社)において、営業部長や支店立ち上げを経て、最年少で執行役員に就任した経歴の持ち主。現在は、経営業務だけでなく、営業や採用にも幅広く従事し、SES業界に革新を起こすために日々奮闘中。

SESにおける単価評価制度とは

そもそも「単価評価制度」とは、どういったものなのでしょうか。

単価評価制度とは、クライアントからいただいた単価を基準として、月給や年収、昇給額や賞与額が決まる仕組みのことを指します。

※会社によっては、クライアントから提示された条件だけでなく、ITエンジニア自身の原価を計算し、条件に反映する場合もあります。

この制度の良いところは、自分の頑張り・スキル次第で給料をアップできる点です。

実はこの単価評価制度は、SESという働き方ができた当初は存在していませんでした。

制度確立の背景には、評価が不透明かつ低い年収で働かされているSESエンジニアが多く問題視されていたことが挙げられます。

SES企業の中には、クライアントから高い単価をもらっても、その一部しかエンジニアに還元せず、会社が利益を吸収している悪どい会社が多く存在していたのです。

この制度のおかげで、今まで不当な評価をされていたエンジニアも客観的かつ透明性の高いフェアな評価が受けられるようになりました。

SES企業で単価評価制度があるメリット

単価評価制度には、大きく3つのメリットがあります。

  1. 公平に評価される
  2. 自分の給与額に納得できる
  3. モチベーションアップにつながる

これらは全て、単価評価制度の大きな特徴である「市場価値が反映されること」により生まれます。

なぜこの特徴が3つのメリットを生み出すのか、以下に詳しく解説します。

1.公平に評価される

1つ目のメリットは、公平に評価されることです。

単価評価制度では、受注単価が事前にエンジニアへ公開されるので、評価に透明性があります。

また、エンジニアの報酬はクライアントから提示された単価が元になるので、社内の人間関係による主観が入りません。

例えば、上司や同僚と仲が良いからといって、不当に高い報酬をもらうことはないですし、逆に仲が悪いからといって低い報酬を押し付けられることもありません。

つまり単価評価制度は、客観的かつ公平にエンジニアを評価する制度といえます。

2.自分の給与額に納得できる

2つ目のメリットは、自分の給与額に納得できることです。

繰り返しになりますが、単価評価制度では受注単価と還元率をエンジニアに公開するので、なぜその報酬額なのかが分かります。

つまり、エンジニアは自分がどれだけクライアントから評価されているかを客観的に知ることができるのです。

また、自分の実力に応じて報酬が得られるので納得感もあります。

3.モチベーションアップにつながる

3つ目のメリットは、モチベーションアップにつながることです。

単価評価制度では、エンジニア自身のスキルや成果が報酬に反映されるため「個人の実力によって公平に評価されている」と感じやすくなります。

また、成果を出せば報酬も上がり「自分の努力が報われた」という喜びや満足感を得られるでしょう。

これは、さらなるスキルアップを目指すモチベーションにつながります。

したがって、単価評価制度はエンジニアの働きやすさや成長を促進するメリットがあるといえます。

監修者コメント

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

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「新SES企業」では一般的になりつつある

単価評価制度は、エンジニアの働きやすさや成長を促進する制度です。

単価評価制度によって、エンジニアは自分がどれだけ評価されているかを知ることができますし、実力に応じた報酬が得られるので給与額に納得して働くこともできます。

さらに、評価が報酬に反映されるので、仕事に対するモチベーションを高めることも可能です。

すべてのSES企業で導入されている制度ではありませんが「新SES企業」と呼ばれる会社では一般的になりつつあり、今後さらに広がっていくでしょう。

SES企業で単価評価制度があるデメリット

もちろん、単価評価制度にも良い面ばかりではありません。

ここでは単価評価制度のデメリットを2つ解説します。

  • エンジニアにとってのデメリット:仕事内容と単価が合わない場合もある
  • 会社にとってのデメリット:手間が多い

単価評価制度を採用しているSES企業で働くのであれば、これらのデメリットも事前に知っておきましょう。

仕事内容と単価が合わない場合もある

1つ目のデメリットは「仕事内容と単価が合わないケースもあること」です。

単価評価制度では、クライアントから提示された単価を元にエンジニアの収入が決まります。これは、裏を返せばクライアントの予算によって収入が左右されるとも言えるのです。

例えば「同じレベルのスキルが必要なシステム開発や運用の案件」があると仮定します。全く同じ内容でも、プロジェクトに充てられる予算は企業によって異なるため、案件単価に差が出てしまいます。

そのため、同じスキルを持って仕事をこなしているにも関わらず、収入が安くなってしまうケースもあるのです。

手間が多い

2つ目のデメリットは「手間が多いこと」です。

単価評価制度では全ての案件において、クライアントから提示された単価を元にエンジニアの給与計算などを行います。

文面で書くと単調な作業のように見えますが、一般的な企業の給与計算よりも、複雑な給与計算をするため、経理の人件費が増加する傾向にあります。

つまり、会社が無理やり単価評価制度を採用すると、場合によっては、会社が盤石な体制になるのに時間がかかったり、不景気に耐えられない場合もあるのです。

SES企業に入社する場合は、単価評価制度を採用しているかどうかだけでなく、会社の経営状況や、単価の計算手法なども調べることをおすすめします。

ちなみに弊社ESESでは、SESにまつわるあらゆる業務を一元管理できるシステムを導入しています。

業務における無駄な工数を削減することで、エンジニアのフォローに専念できる体制を整えていますので、興味のある方はぜひ一度募集要項をご覧ください。

単価評価制度があるSES企業で働く前にするべきこと

単価評価制度のあるSES企業で働く前に、以下の2点について知っておきましょう。

  • 知識やスキルを身につける
  • 待機時の対応を確認する

以下にそれぞれについて詳しく解説します。

知識やスキルを身に着ける

単価評価制度はスキルや能力を正しく評価してもらえる一方で、それらがなければ他のエンジニアよりも低く評価されてしまいます。自己研鑽もせずに過ごしていると、単価の低い案件しか受けられなくなってしまうこともあるでしょう。

単価の高い案件は、より高度な専門知識やスキルが求められることが多く、誰でも受けられるわけではありません。

そのため、単価評価制度のあるSESで働くならば、継続的に勉強して自分のスキルや知識を向上させましょう。勉強内容は専門分野によって異なりますが、最新の技術動向について調べたり、資格を取得したりと、すべきことはたくさんあります。

時には、自分の得意分野や興味のある分野を深めるだけでなく、幅広く学ぶことで新しい発見やチャンスも生まれるかもしれません。

技術は常に変化します。

エンジニアとして働く以上、最新技術に対応できることが望まれるので、継続して学び続ける姿勢が大切です。

待機時の対応を確認する

SESで働く際「プロジェクトが終了した」「次の案件が見つからない」などの理由から、一時的に待機となることもあります。

この待機時の対応は会社によって異なるので、事前によく確認することが大切です。

待機となった場合のよくある対応例は以下のとおりです。

  • 給与が0円になる
  • 休業扱いになり、休業手当から平均賃金の6割が支給される
  • 基本給のみが支給され、手当金は支給されなくなる
  • 月給は変わらずに支給されるが、賞与に調整が入る

もちろん、これらに該当しない対応を行う企業もあります。

自分の収入や生活に影響が出ないよう、事前によく確認しましょう。

ちなみに、弊社ESESでは待機中の月給を100%保証しておりますので、待機期間中も安定した収入を得られます。

監修者コメント

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

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頑張ればその分スキルや評価に反映される

SESエンジニアとして単価評価制度のある企業で働く前に、知識やスキルは身につけておきましょう。


単価評価制度は、スキルが評価に反映される仕組み。つまり、スキルが高いほど単価の高い案件を受けられるようになるということです

自己研鑽に励めば、働き始めてからさらに収入を伸ばすことも可能です。新たな技術をどんどん身に付けてスキルアップしていきたいエンジニアにとっては、「単価評価制度」はモチベーションアップにも繋がるおすすめの制度なのです。

この記事のまとめ

単価評価制度では、自分の実力に合った評価がもらえ、その評価が給料にも反映されます。正しく評価されると仕事に対するモチベーションも上がるので、エンジニアにとっても良い制度だと言えるでしょう。

もちろん単価評価制度にもデメリットはあります。この記事で説明したように、クライアントの予算によって、同じスキルが必要な仕事でも単価が異なることもあるのです。

メリットとデメリットをよく把握し、ポイントを抑えたうえでSES企業を選んでいきましょう。

ちなみに弊社ESESでも「エンジニアファースト」をモットーに、SES事業を展開しています。

報酬還元率の業界相場は50〜60%ですが、弊社は73%。今後も順次上げていく予定です。もちろん、単価評価制度も導入しています。

エンジニア自身で仕事やキャリアを決められる環境を整えていますので、より自分のスキルを生かして働きたいエンジニアにとっては、弊社ESESがぴったりです。
興味を持っていただけた方は、ぜひ求人詳細をご確認ください

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ESESとは?

ESESという社名には、3つの願いが込められています。

1つ目は、ITエンジニアの7割を占める働き方
「SES(客先常駐)」を「良いSES(“E”SES)」にしたいという願い。

2つ目は
「従業員満足度(ES)」を高めることで、「エンジニア全体の満足度(ES)」も高めたいという願い。

そして3つ目は、
社員や顧客に対して常に「YES(前向きな返答)」と言える会社でありたいという願い。

ESESでは「自らとエンジニアがウズウズ働ける世の中をつくる。」
ミッションとし、常態化しているSESエンジニアの労働環境課題を解消していきます。