在宅エンジニアにはどんな種類がある?職種ごとの特徴と必要なスキルを解説

働き方やキャリアを考える中で「在宅でエンジニアとして働きたい」と感じたことはありませんか?
近年、仕事とプライベートのバランスを重視する人が増え、在宅勤務を選ぶエンジニアも増えています。
実は一口に在宅エンジニアといっても、その職種や働き方は様々です。
どの分野に取り組むかによって、求められるスキルや知識も異なります。
この記事では、在宅エンジニアにはどのような職種があるのかを紹介し、それぞれの特徴や必要なスキル、キャリアを築くための具体的なステップについても解説します。
「自分はどう働きたいか」をイメージしながら読み進めてみてください。
在宅エンジニアの種類

在宅勤務が浸透しつつある現在、エンジニアとして自宅で働く選択肢も広がっています。
一口にエンジニアといっても、その業務内容や担当する領域は多岐にわたります。
職種によって在宅の業務ができるかどうかは異なるため、まずはどのような種類があるのかを把握しておくことが大切です。
ここでは、在宅勤務が可能なエンジニア職の種類について解説します。
自分のスキルや志向に合わせて適切な職種を選ぶことで、在宅でも安定した働き方を実現しやすくなります。
プログラマー
プログラマーは、システムエンジニアやアプリケーションエンジニアが作成した仕様書をもとに、システムの開発を担当する職種です。
仕様に沿ってプログラミングコードを書き、機能を実装していく作業が中心となります。
要件定義に関わることは少なく、与えられた内容に対して技術的に落とし込むことが主な役割です。
そのため、コードを書ける環境が整っていれば、作業場所に制限されにくいです。
ネットワークと開発環境があれば、在宅でも問題なく進められるケースが多いといえます。
一人での作業が多くなるため、自律的に取り組む姿勢や、報告・共有のタイミングを見極める判断力も重要です。
場所にとらわれず働ける点や、成果物が可視化しやすい点から、在宅エンジニアとしてのスタート地点に選ばれやすい職種といえるでしょう。
システムエンジニア
システムエンジニアは、システム全体の要件定義や設計、場合によっては開発までを担当する職種です。
クライアントの課題を整理し、どのようなシステムを構築すべきかを定義するのが最初のステップになります。
その後、定義した要件に基づいて設計書や仕様書を作成し、プログラマーに開発を依頼するというのが一般的な役割分担です。
クライアントとの打ち合わせが発生することも多く、完全在宅の案件ばかりとは限りませんが、オンラインで対応するケースが増えています。
そのため、在宅でも仕事を進められる環境が整いつつあるといえます。
Webエンジニア
Webエンジニアは、インターネット上で利用されるWebサイトやWebアプリケーションの開発を担う職種です。
フロントエンドとバックエンドのいずれか、または両方を担当するケースがあり、幅広い技術に対応する力が求められます。
開発に必要な環境を整えられれば、場所に関係なく業務を行いやすく、在宅で働くWebエンジニアも増加傾向にあります。
ネットワーク越しのレビューやテストも一般的で、リモートでも効率的な開発体制を築きやすいのが特徴です。
在宅での自由な働き方を実現しやすい職種の一つといえるでしょう。
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションにおいて、ユーザーが実際に操作する画面部分の設計と開発を担当します。
HTML、CSS、JavaScriptなどの言語を用いて、ユーザーインターフェースを構築していくのが主な業務です。
Webデザイナーが作成したデザインカンプやUI設計をもとに、動きやレスポンシブ対応を加えながら、ブラウザ上で正しく表示されるように実装していきます。
フロントエンドの実装は基本的に一人でも対応しやすく、開発環境があれば在宅でも問題なく進めることが可能です。
デザイナーやバックエンド担当者と連携しながら作業するため、技術だけでなく意思疎通のしやすさも意識しておくと円滑に進行できます。
アプリケーションエンジニア
アプリケーションエンジニアは、業務系や一般向けのソフトウェアに関する要件定義・設計・開発を担当する職種です。
ユーザーの課題や業務要件をヒアリングし、どのような機能が必要かを整理したうえで、システムの構成や処理の流れを設計します。
その後、作成した仕様書をもとに、具体的な開発作業はプログラマーへ引き継がれることが一般的です。
開発に必要な環境が整っていれば、アプリケーションエンジニアも在宅での業務が可能です。
システムエンジニアと同様に、案件によっては出社や現地作業を求められる場合もありますが、多くはオンラインでの対応に切り替わりつつあります。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、システムやソフトウェアが安定して稼働するための基盤を構築・運用する職種です。
具体的には、ネットワークやサーバーの設計、構築、監視、障害対応などを担当し、トラブルを未然に防ぐ役割も担います。
近年はAWSやAzureといったクラウドサービスを活用する案件が多く、物理的な作業を伴わない構築・管理業務が中心になるケースも増えてきました。
このような背景から、インフラエンジニアの働き方も変化しており、リモート対応が可能なプロジェクトも拡大しています。
構成管理ツールやモニタリングツールを駆使することで、在宅でも高いレベルのインフラ運用が実現できる環境が整いつつあります。
システム全体の安定性を支える立場として、トラブル対応や改善提案などを通じて、継続的な信頼を築くポジションといえるでしょう。
クラウドエンジニア
クラウドエンジニアは、AWSやAzure、GCPなどのクラウドサービスを活用して、インフラの設計・構築・運用保守を行う職種です。
従来のオンプレミス環境と異なり、物理的な機器に依存せず、インターネット経由で管理や設定を行える点が特徴です。
ネットワークやサーバー、ストレージなどの構成を設計し、セキュリティやコスト最適化も含めたインフラ全体の運用を担います。
クラウド上の作業は全てオンラインで完結できるため、作業場所に縛られることが少ないです。
インフラエンジニアの中でも、クラウドエンジニアはリモート対応の案件が多く、実際に在宅で働いている人も増えています。
設定変更やトラブル対応も、リモート接続で安全かつ迅速に行えるため、業務効率を保ちながら柔軟な働き方が実現しやすい環境です。
データサイエンティスト
データサイエンティストは、企業が保有するビッグデータを分析し、業務課題の発見や意思決定の支援を行う専門職です。
膨大なデータをもとに仮説を立て、必要なデータを収集・整形し、統計的手法や機械学習を使って分析を進めていきます。
業務の多くはパソコン上で完結するため、物理的な移動をともなわない作業が中心です。
打ち合わせなど対面で行う業務もありますが、資料共有や進捗報告などはオンラインでのやり取りが可能です。
実際に、在宅で業務を行っているデータサイエンティストも増えており、リモートワークに適した職種の一つといえます。
在宅エンジニアになるためのステップ
在宅エンジニアとして働くには、段階的にスキルと経験を積み重ねていくことが大切です。
いきなり案件を受けるのではなく、目指す職種や働き方を明確にし、計画的に準備を進めることで、実現しやすくなります。
以下の5ステップで在宅エンジニアとして活躍する土台を築けます。
- 職種を選ぶ
- 知識・技術を身に付ける
- ポートフォリオを作成する
- 仕事を受注する・業務をこなす
- 継続的にスキルを磨く
このように、自分に合った方法で知識や技術を身につけながら、実務経験を積み重ねていきましょう。
在宅エンジニアに求められるもの・こと
在宅エンジニアとして安定的に働くためには、一人でも仕事を進められる環境を整え、自律的に行動する必要があります。
具体的には、以下が求められます。
- 技術的スキル
- 自己管理能力
- コミュニケーション能力
- 問題解決能力
- ビジネスマナー
- チーム作業の進捗管理
- 細かな報連相
在宅という働き方には自由度がある一方で、それを支えるための姿勢やスキルが欠かせません。
技術的スキル
在宅エンジニアとして働くには、自宅で一人でも業務を進められるだけの技術的スキルが求められます。
誰かにすぐ相談できる環境ではないため、基本的には自力で対応できるレベルに達しておく必要があります。
プログラミングスキルを中心に、開発環境の構築方法やExcel、Googleスプレッドシートなど業務支援ツールの操作にも慣れておくと安心です。
言語やツールの知識だけでなく、設計やテスト、デバッグの流れも理解しておくことで、作業の精度が上がります。
また、在宅での信頼を得るためには、スキルの有無だけでなく、実績という裏付けがあるかどうかも大きな要素になります。
実際に個人でアプリケーションを開発した経験や、ポートフォリオとして示せる成果物を用意しておくのがおすすめです。
まずは基本を押さえ、自信を持って業務に取り組める状態を目指しましょう。
自己管理能力
在宅エンジニアとして働くうえで、自己管理能力は欠かせない要素の一つです。
最終的な納期や大まかなスケジュールは決められていても、日々の作業内容や進行のペースは自分で管理することが必要です。
在宅は生活と仕事の境界があいまいになりがちで、集中力を保ちにくい環境に置かれます。
外部からの管理がない分、気が緩んでしまい、作業が後回しになるリスクもあります。
だからこそ、自分で作業計画を立て、タスクを細分化しながら進捗を管理する力が求められるのです。
在宅で信頼を得るためには、納期を守るだけでなく、安定して成果を出せる仕組みを自分自身で築くことが大切です。
コミュニケーション能力
在宅で業務を行う際には、コミュニケーションの手段が対面からオンラインに置き換わるため、やり取りの質がより重要になります。
直接会話する場面が少なくなることで、相手の表情や空気感を読み取ることが難しくなり、言葉の受け取り方に差が生まれやすくなります。
そのため、オンラインでは、ちょっとした表現の違いや伝達のタイミングによって、認識のズレが生じてトラブルにつながるケースも少なくありません。
こうしたすれ違いを未然に防ぐためには、相手の立場や状況を想像しながら、より具体的で整理された伝え方を意識することが必要です。
口頭だけでなく、テキストでの補足や確認を丁寧に行うことで、誤解のリスクを減らせます。
「これくらい伝わるだろう」という前提ではなく「どこが伝わりにくいか」を前提にした発信が信頼につながります。
円滑なリモート業務を実現するには、話す力だけでなく、聞く力や受け取り方にも配慮することが大切です。
問題解決能力
在宅エンジニアとして働く場合、問題が発生した際にすぐ他の人に頼ることが難しい状況が想定されます。
同じ空間に誰かがいるわけではないため、声をかけてその場で解決するという方法が取りにくいです。
しかし解決しにくいからといって対応が遅れると、プロジェクト全体の進行が滞ったり、クライアント側の業務にも影響を与える可能性があります。
開発環境の不具合や、仕様に関する認識違いなどは、放置すると深刻なトラブルに発展するリスクもあるでしょう。
そのため、問題が発生したときに状況を正確に整理し、どこに原因があるかを冷静に見極める力が重要です。
自分の知識だけでは判断が難しい場合でも、情報を検索したり、関連資料を確認するなどして、早急に方向性を定める必要があります。
在宅では一人で判断する場面が増えるため、柔軟に対応できる問題解決能力を養っておくことが、安定した業務遂行につながります。
ビジネスマナー
在宅エンジニアとして業務を行うなかで、顔を合わせる機会が少ない相手と信頼関係を築くのは容易なことではありません。
表情や雰囲気が伝わりにくい分、やり取りの一つひとつが相手に与える印象に直結することを意識しましょう。
そのため、オンラインであってもビジネスマナーを丁寧に守ることが、良好な関係を維持するうえで大切な要素の一つです。
具体的には、連絡にはできるだけ早く対応する、文面では礼儀正しい言葉遣いを意識するなど、小さな配慮の積み重ねが信頼につながります。
対面時以上に意識して丁寧な対応を心がけることで、相手との関係が円滑に進みやすくなります。
また、返信が遅れる場合やトラブルが発生した際には、必ず報告・共有することも信頼を築く基本。
在宅で働くからこそ、ビジネスマナーの重要性を再認識し、自分の振る舞いが相手にどう映るかを常に意識する姿勢が大切です。
チーム作業の進捗管理
在宅でチーム作業を行う場合、進捗の共有や確認が対面よりも難しくなる場合があります。
同じ場所で作業していれば、誰が何をしているのか、どの程度の進み具合なのかを自然と把握できることもあるでしょう。
しかし、リモート環境ではそうした空気感が伝わらないため、メンバー同士が都度コミュニケーションを取りながら、進捗を確認し合う必要があります。
タスクの進み具合や遅延の有無を見逃さないよう、個々の作業状況に目を配りながら、全体の進行状況も把握する力が求められます。
そのためには、日報やチャットツール、進捗管理ツールなどを活用して、作業状況を可視化しておくことが重要です。
また、タスクの優先度や期限を丁寧に共有しておくことで、チーム内の認識のズレを減らせます。
在宅でもチームとして機能するためには、互いの状況を見極める意識と、共有の精度を高める習慣づけが鍵になります。
細かな報連相
在宅で仕事をすると、対面で働いているときと比べて、同僚やクライアントと日常的に会話を交わす機会は自然と少なくなります。
オフィスであれば、何気ない雑談の中で進捗や困りごとを共有し、そこから課題が解決されるケースもありますが、在宅ではそういった偶発的なやり取りが起きにくいです。
そのため、ちょっとした変化や相談ごとでも、自分から意識的に伝える必要があります。
こまめな報告・連絡・相談を行うことで、認識のずれや対応の遅れも防ぐことができ、結果として業務をスムーズに進めやすくなります。
また、タイミングを逃さずに共有することによって、相手からのフィードバックも得やすくなり、仕事の質やスピードにも良い影響を与えるでしょう。
チャットツールや定期的なミーティングを活用しながら、コミュニケーションの量と質を意識することが大切です。
監修者コメント

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO
信頼される在宅エンジニアに共通する行動とは
在宅エンジニアが信頼を勝ち取るには、単なる進捗報告以上に「先回りした共有」や「可視化された成果物の提示」が効果的です。
例えば、タスクごとの進捗を週単位で図や表にまとめたり、仕様の不明点はSlackやドキュメントで都度整理しておくなどです。
小さなアウトプットを積み重ねることで、リモートでも安心して任せられる印象を与えられます。
実際、アフラック生命保険株式会社では、在宅勤務者が事前に業務内容とスケジュールを申請する制度を導入しています。
これによりスケジュール管理の意識が高まり、結果的に業務を効率的に進めることができるようになりました。
このように、顔を合わせることが少ない在宅エンジニアであっても、お互いに気持ちよく業務を進められる工夫をすることが大切です。
参考: アフラック生命保険株式会社「テレワーク導入事例報告書」
在宅エンジニアの種類についてよくある質問
在宅エンジニアという働き方に興味を持つ人が増えています。
一方で、実際に目指すとなると「どの職種が在宅に向いているのか」「未経験からでも目指せるのか」など、疑問が寄せられます。
在宅で働ける職種は複数あり、それぞれの業務内容や求められるスキルが異なるため、自分に合うかどうかを判断するうえでも、事前に情報を把握しておくことは重要です。
また、働き方の自由度が高い分、求められる責任や自由度も大きくなるため、疑問や不安を解消しておくことがスムーズなキャリア選択につながります。
ここでは、在宅エンジニアの職種に関して、よく寄せられる質問とその回答を紹介します。
Q1.在宅エンジニアってどれくらいいるの?
「フリーランス白書2020」によると、フリーランスとして働く人のうち、在宅勤務をすでに取り入れている割合は54.1%です。
また、新たに在宅勤務を取り入れた人の割合も17.4%にのぼり、全体として在宅を活用する人が増加傾向にあることが分かります。
一方で会社員についても、すでに在宅を活用している人は35.9%、新たに活用を始めた人は41.7%と、多くの人が在宅という働き方を取り入れている状況です。
働き方改革やコロナウイルスによる環境の変化、さらにはITツールの進化といった複数の要因が在宅ワークの普及を後押ししてきた背景にあるといえます。
こうした動きを踏まえると、エンジニアにとっても在宅勤務は一部の特別な働き方ではなく、一般的な選択肢の一つになりつつあります。
参考:フリーランス協会「フリーランス白書2020」
Q2.未経験でも在宅エンジニアになれる?
未経験から在宅エンジニアを目指すことは可能ですが、ハードルは高いです。
在宅エンジニアはどの種類であっても、基本的に一人で業務を進めていくことになるため、実践的なスキルやある程度の知識をもっていることが前提になるからです。
業務に必要な技術を独学で身に付けることもできますが、業務上の判断力やトラブル対応まで含めると、経験の有無が大きな差につながります。
未経験の場合は、まず現場に出て実務経験を積みながらスキルを習得し、そのうえで在宅に切り替えていく流れが現実的です。
一つひとつの業務をこなせる力が備われば、信頼を得やすくなり、在宅での働き方も実現しやすくなります。
基礎を固めながら少しずつステップを踏んでいくことが、長期的なキャリア形成にもつながります。
Q3.どうやって案件を探すの?
在宅エンジニアとして働くためには、自分に合った案件を見つけることが重要です。
現在はオンラインで案件を探せる手段が豊富にあり、それぞれの特徴を理解して活用していくことが求められます。
例えば、ITエンジニア向けのエージェントサービスを利用すると、自分のスキルや経験に応じた案件を紹介してもらえるため、条件に合った仕事に出会いやすくなります。
企業の採用サイトを直接チェックする方法もあり、自社開発や受託案件など、働き方に応じて選択肢を広げることが可能です。
また、クラウドソーシングサイトでは、案件の種類が幅広く、副業や短期の仕事から始めたい人にも適しています。
どの方法で探すにしても、報酬の条件や求められるスキル、作業時間の目安などは案件ごとに異なるため、詳細まで確認することが大切です。
希望条件だけでなく、納期や対応方法もチェックしておくことで、トラブルのないスムーズな業務につながります。
まとめ
在宅エンジニアという働き方は、近年ますます選択肢が広がっています。
プログラマーやシステムエンジニア、クラウドエンジニアなど、在宅勤務に対応できる職種はいくつもあります。
ただし、完全在宅が可能かどうかは、職種や業務内容、所属する企業によって異なるため、自分の希望する働き方を明確にしたうえで案件を選ぶことが大切です。
在宅で働く場合、自律的に業務を進める姿勢やスケジュール管理の能力が求められます。
また、技術力はもちろん、チームで円滑に連携するためのコミュニケーション力や、トラブルへの対応力も備えておきたい要素です。
未経験や経験が少ない方のなかには「在宅エンジニアにはなりたいけれど、自信がない」と感じる方もいるかもしれません。
その場合、まずはSESを選択肢に入れるのも一つの方法です。
SES(システムエンジニアリングサービス)とは、エンジニアがSES企業に所属しながら、外部のプロジェクトに参画する働き方です。
常駐勤務やリモート勤務など、案件によって柔軟な働き方ができるため、経験を積みながら在宅への移行を視野に入れることもできます。
弊社ESESもSES企業の一つとして、エンジニアの希望や働き方に寄り添った環境づくりをしています。
現在は、53%がフルリモート、37%がリモートと出社を併用した働き方をしており、案件の幅も広く、ライフスタイルに合わせた選択がしやすいです。
「将来的にはフルリモートで働きたい」「まずは出向からスタートしたい」といった希望にも柔軟に対応できる体制を整えています。
自分らしく働きながら成長したいと考えている方には、選択肢の一つとして検討いただけると嬉しいです。

監修者コメント
白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO
プロフィールを見る
在宅エンジニアは「専門性」に加えて「適応力」が必要
在宅エンジニアとして安定して案件を受け続けるためには、特定の技術スタックに強みを持つことが大切です。
加えて、環境や要件に応じて柔軟に対応できる「適応力」が不可欠といえます。
実際、在宅案件では急な技術変更や、リモートならではの曖昧な要件定義にも対応が求められるケースが多いです。
また、経験年数以上に「未知の技術を素早くキャッチアップできる力」や「コミュニケーションによる要件調整力」が差を生みます。
職種を問わず、スキルセットを磨くと同時に、こうしたリモート特有の実務対応力を意識的に鍛えることが、長期的なキャリア形成に直結します。