女性もエンジニアとして活躍できる!就職先を選ぶ際のポイントまで解説
目次
エンジニアとして就職した女性の中には「女性もエンジニアとして活躍できるのかな……?」と不安を感じる方が一定数います。
実際、女性エンジニアの割合は全ITエンジニアのうち約23%となっており、決して多いとはいえません。
また、女性は結婚や出産などのライフイベントで生活が大きく変化します。
そのため、働き方に不安を持つ方が多いのも自然なことです。
しかし近年、女性エンジニアの割合は年々増え続けており、リモートワークや時短・フレックスタイムなどを導入した、女性エンジニアにとって働きやすい企業も増えています。
本記事では、女性エンジニアの魅力や注意点、就職する際のポイントについて解説しました。
「これから女性エンジニアとして活躍していきたい」という方は、今後のキャリアプランを考える際の参考にしてください。
この記事の監修者
白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO
株式会社ESES 代表取締役社長
1990年生まれ。埼玉県出身。SES業界を「“良い”SES」にするために業界No.1の立ち位置を目指す、株式会社ESESの代表取締役。人材サービス事業を行うUZUZ(ESESのグループ会社)において、営業部長や支店立ち上げを経て、最年少で執行役員に就任した経歴の持ち主。現在は、経営業務だけでなく、営業や採用にも幅広く従事し、SES業界に革新を起こすために日々奮闘中。
女性エンジニアの割合
一般社団法人情報サービス産業協会が発表している「2022年版情報サービス産業基本統計調査」によると、女性のITエンジニアの割合は23.2%という結果でした。
「エンジニアは男性が多い」というイメージがあるかもしれませんが、実際のところ女性エンジニアの割合はまだまだ少ないといえるでしょう。
とはいえ、前年度は女性エンジニアの割合が21.9%だったので、増加傾向にあるといえます。
さらに、今後ITエンジニア自体の需要も伸び続けることが予想されています。
男女問わず、エンジニアとして活躍する人は増えていくことでしょう。
女性エンジニアが少ない理由
エンジニアは男女問わず需要の大きい職業ですが、女性エンジニアが少ない理由は以下の5つが考えられます。
- 職場に女性エンジニアが少なく、理解されにくい
- ロールモデルがいない
- 勉強時間を確保しにくい
- ライフイベントに左右される
- シフト制で夜勤が発生する
以下、それぞれの理由について詳しく解説していきます。
職場に女性エンジニアが少なく、理解されにくい
女性エンジニアが年々増えているといっても、まだ男性エンジニアが8割ほどを占めています。
そのため、職場環境によっては女性の働き方について理解されないこともあるでしょう。
- 長時間労働が常態化しないか
- 産休や育休は快く取得させてもらえるか
- 子どもが体調不良になった時は早退できるのか
このような問題は男性よりも女性が抱えやすいといえます。
もし職場に女性エンジニアの先輩がいれば、女性ならではの悩みを気軽に相談しやすいのではないでしょうか。
しかし上司や同僚が男性ばかりの職場では、ちょっとした相談がしづらく、女性が定着しない要因になりうるのです。
ロールモデルがいない
女性エンジニアの中にも積極的なキャリアアップを目指す方が一定数います。
しかし、女性管理職はまだまだ少ないのが現状です。
一般社団法人情報サービス産業協会の「2022年版情報サービス産業基本統計調査」によると、女性管理職の割合は7.5%という結果でした。
これは女性エンジニアにとって「ロールモデルが見つからない」という課題を生み出す要因となっています。
身近に活躍している女性がいることで、よりキャリアアップのイメージがしやすくなるのは事実です。
女性の社会進出を促進するには、ロールモデルとなりうる女性を増やすことが1つの課題といえるでしょう。
勉強時間を確保しにくい
IT業界は変化が激しく、新しい技術や流行を捉えながら学び続けられる人材でないと活躍できません。
しかし、子育てや家庭と仕事を両立する中で、十分に勉強時間が確保できない女性も多いのも現実です。
もちろんどんな仕事においても勉強は必要ですが、エンジニアは特に主体的な学習ができるかどうかで差がつきやすい職種といえるでしょう。
特にキャリアアップを目指す方は勉強時間の確保が必須のため、子育てと両立したい女性エンジニアにとって、ハードルが高く感じるのは無理もありません。
ライフイベントに左右される
女性は結婚や出産などのタイミングで、退社・休職しなければならないことも多いです。
これらのライフイベントがキャリアアップを考える際、大きな障壁となるのは間違いありません。
近年は男性の育児休暇取得率も増えていますが、まだまだ女性の方が圧倒的に多いです。
厚生労働省の出しているデータによると、2021年における男女の育児休暇取得率は男性が13.97%に対し、女性が85.1%という結果でした。
特に目指すキャリアがある女性エンジニアにとっては、退職・休職は大きな痛手となります。
エンジニアの世界では「ライフイベントによってキャリアを中断し、復帰した頃には以前身につけたスキルが全く役に立たないものとなっていた」なんてことも起こりうるからです。
こうした背景も、エンジニアを目指す女性が少ない要因と考えられます。
参考:厚生労働省「育児・介護休業法の改正について」
夜勤が発生する可能性がある
エンジニアの種類によっては、夜勤が発生する可能性があります。
夜勤の可能性があるエンジニア | 夜勤の可能性が低いエンジニア |
---|---|
インフラエンジニア(ネットワーク系・サーバー系・クラウド系) | 開発系エンジニア(システムエンジニア・プログラマー) |
※納期を後ろ倒しにできない開発案件に関わっている場合も、状況によっては夜勤の可能性あり
インフラエンジニアでも夜勤が発生しない案件は多数ありますが、以下のような下流工程の業務を行う場合は夜勤となる可能性が高いです。
- システムやサーバーの監視
- ネットワークのトラブル対応
上記の業務は24時間365日動くインターネットに対応するため、欠かすことはできません。
そのため、これらの業務に携わる場合はシフト制での勤務となり、交代で夜勤を任されます。
また、監視やトラブル対応以外にインフラエンジニアが行う「システム導入」なども、人の働いていない早朝や夜間に行われることが多いです。
夜勤に入れる女性が少ないことからも、女性が少ない職種になっていると考えられます。
監修者コメント
白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO
女性がインフラエンジニアとして働く場合は……
未経験インフラエンジニアの場合、下流工程の案件(監視・トラブル対応など)からキャリアが始まることはよくあります。
そうなると必然的に夜勤で働く可能性が上がりますが、中には「女性には夜勤をお願いできない」と考える企業も少なくありません。
そのため採用ハードルが上がったり、場合によっては女性の採用を控えてしまうケースも……。
もちろん全ての企業に該当するわけではありませんが、未経験からインフラエンジニアを目指す際は少し注意が必要です。)
女性エンジニアの魅力
女性エンジニアが少ない理由は様々ですが、一方で女性がエンジニアになる魅力も存在します。
- 技術職なので長く働ける
- スキルがあれば復職しやすい
- 柔軟な働き方ができる
- 高収入を目指せる
これらを魅力的に感じる女性は、エンジニアに向いているといえるでしょう。
技術職なので長く働ける
エンジニアとして働くには、多くの知識や技術を身に付ける必要があります。
しかし、ITエンジニアに関するスキルは一度身に付ければ一生使える点は大きな強みです。
先ほど「エンジニアは次々に新しい知識や技術を学ぶ必要がある」とお伝えしましたが、土台となる知識は変わりません。
実際、インターネットやパソコンの仕組みは開発されて以来同じです。
特にITエンジニアは常に人材不足が課題となっている業界であり、今後も人手が足りなくなると予想されています。
一度スキルを身につけたら長く働けるのは間違いないでしょう。
スキルがあれば復職しやすい
先述の通り、女性は結婚や出産など、キャリアを中断しなければならないライフイベントが存在します。
しかし、エンジニアとして最低限のスキルを身につけていれば、復職しやすいのも大きな魅力です。
近年は育休に対して理解を示す会社も増えました。
女性にとって働きやすい環境が整いつつあるので、スキルさえあれば十分復職できると考えていいでしょう。
ただしブランク期間が長いと復職が難航する可能性もあるので、後ほど解説する企業選びを慎重に行い、ブランクを空けない工夫が大切です。
柔軟な働き方ができる
柔軟な働き方がしやすいのもエンジニアの魅力です。
家庭をもつと子どものお迎え時間などが決まっていて、働ける時間に制限が出ます。
さらに子どもの体調不良など、急遽予定を変更しなければならないことも増えるでしょう。
企業によっては「フレックス勤務」や「リモートワーク」の制度を取り入れており、柔軟な働き方を選択できるところもあります。
一方、飲食店やアパレルショップなどで働く場合、店舗の営業時間に合わせる必要があったり、出社しないと仕事ができないなど、柔軟性のある働き方はできません。
このような見方をすれば、女性にとってエンジニアは働きやすい職種ともいえるのです。
高収入を目指せる
エンジニアは高年収を目指せる点も大きな強みです。
【職種】 | 【平均年収】 |
---|---|
エンジニア(女性) | 389万円 |
女性全体 | 347万円 |
参考:doda「平均年収ランキング(職種・職業別)」
dodaの「平均年収ランキング 技術系(IT/通信)」によると、女性エンジニアの平均年収は389万円となっています。
女性全体の平均年収は347万円なので、エンジニアは年収が高めの職種といえるでしょう。
ITエンジニアは高い技術を持っているほど、レベルの高い案件を担当することができるため、その分給与も高くなる傾向にあります。
女性エンジニアとして働くときの注意点
女性がエンジニアとして働くことはたくさんの魅力がある一方で、注意点も存在します。
具体的には以下の3つです。
- 企業によっては労働時間が長い
- 男性エンジニアから理解を得られないこともある
- 産休や育休制度がない企業もある
これらの問題を回避するためには「企業選び」が重要です。
それぞれの注意点を理解し、企業選びのポイントを押さえましょう。
企業によっては労働時間が長い
エンジニアは労働時間が長い職場も多いです。
システム開発においては「クライアントからの要望で短い納期に設定されている」「急な仕様変更で計画が狂う」などの理由から、残業が発生することは珍しくありません。
また運用保守においても、トラブルは突然起こります。
原因を特定するのに時間がかかり、大幅な残業が生じる可能性もあるでしょう。
そのため、時と場合によっては労働時間が長くなりやすい職種です。
とはいえ、残業時間の少ない企業も一定数存在します。
「長時間労働をできるだけ避けたい」という方は、仕事内容・月の労働時間や残業時間をよく確認しましょう。
男性エンジニアから理解を得にくいこともある
女性エンジニアはまだ約2割と少ないため、男性エンジニアの中には女性の働き方を理解していない人も存在します。
女性エンジニアの働き方を理解していない人の多い職場では、産休・育休などに対する理解がなく、孤独感や働きにくさを感じることも多いでしょう。
ただし「女性社員が多いから理解されやすい」と言い切れないのも事実で、結局は会社のカラーによります。
では、女性エンジニアの働き方に対して理解ある企業はどのように見極めたらいいかというと、1つは「女性エンジニアの勤続年数」を確認することです。
「長く働いている女性エンジニアが多い=女性にとって働きやすい」といえるのではないでしょうか。
産休や育休制度がない企業もある
エンジニアは未だに産休・育休制度がない企業も存在します。
先述の通り「男性が多い職種」という背景に加えて、少し前まで女性エンジニアの割合が今以上に低かったことも大きな要因です。
平成22年(2010年)に行われた国勢調査において、女性エンジニアの割合は以下の通りでした。
【職種】 | 【女性の割合】 |
---|---|
システムコンサルタント・設計者 | 11.9% |
ソフトウェア作成者 | 14.4% |
その他の情報処理・通信技術者 | 13.3% |
参考:経済産業省「IT人材を巡る現状について(データ編)」
つまり、女性が働くことを想定していない制度の企業も一定数存在するのです。
これはエンジニア職に限った話ではありませんが、入社したい会社の制度は事前に確認しておきましょう。
エンジニアに向いている女性の特徴5選
女性エンジニアとして働く魅力や注意点を踏まえて、最後にもう1つ大事な視点があります。
それは「あなた自身にとってエンジニアが好き・向いているのか」という視点です。
向いているかどうかという視点は非常に大切で、得意なことでないと成果が出ず、働いても次第に辛くなってしまいます。
本記事を読んでいる時点でエンジニアに対する興味は持っているかと思うので、あとは向いているのかどうかをチェックしていきましょう。
エンジニアをおすすめできる女性の特徴は以下の5つです。
- コミュニケーションスキルが高い
- 論理的思考が得意
- 物事に柔軟に対応できる
- 細かい作業が得意
- 1つのことに集中できる
以下、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
1.コミュニケーションスキルが高い
エンジニアとして働くうえで欠かせないのが、コミュニケーションスキルです。
業務内容にもよりますが、エンジニアは一般的にクライアントとの打ち合わせやチームメンバーとの連携など、人とやり取りをする機会が多い職種です。
上手くコミュニケーションが取れないとミスが起こりやすく、クライアントの満足度にも直結します。
一方、コミュニケーション能力が高いエンジニアがいると、会社全体で以下のメリットがあります。
- メンバー間の意思疎通がスムーズになる
- より多くのアイデアが生まれる
- クライアントからの信頼度が上がる
コミュニケーション力はどんな職種においても必要ですが、エンジニアにおいても同様です。
2.論理的思考が得意
論理的思考ができる人も、エンジニアに向いています。
特に要件定義のプロセスでは「この機能はなぜ必要か」「この設計がいいと思った理由」など、1つひとつの作業を論理的に判断しなければなりません。
開発においても、複雑なプログラムを組み合わせながら「正しく機能するか」「このバグはなぜ起こったのか」などを判断しながら進めます。
そのため、論理的思考が得意な女性はエンジニアに向いているといえるでしょう。
3.物事に柔軟に対応できる
突然の仕様変更やトラブルなどが起きた時も、エンジニアには柔軟な対応が求められます。
システム開発では、途中でクライアントから急な仕様変更を受けるなど、計画通りに進まないことは日常茶飯事です。
また「サーバーがダウンした」「システムが誤作動している」などのトラブルも必ずと言っていいほど起こります。
そのため、どのような場面でも臨機応変に対応できるエンジニアは重宝される存在です。
4.細かい作業が得意
エンジニアは、細かく正確な作業が求められる場面が多いです。
例えば、プログラミングは1文字でもミスがあると正確な動作をしません。
1つひとつの仕事を丁寧に取り組む几帳面さが必要です。
他にも細かなスケジュール管理など、計画性も求められます。
このようにエンジニアの仕事は地道なものが多いので、細かい作業にもストレスなく取り組める女性は向いているでしょう。
5.1つのことに集中できる
先ほどの「細かい作業が得意」とやや関連しますが、1つのことに集中して取り組める「集中力」もエンジニアにとって重要です。
仕事内容によっては1つの作業を長時間行うため、集中力のない人はミスが起こりやすく、それが重大なトラブルを引き起こすこともあります。
スピード感も必要ですが、それ以上に正確さが求められる職種といえるでしょう。
また、集中力を維持するためにも休日はしっかり気分転換するなど、心身のメンテナンスが上手であることも大切です。
監修者コメント
白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO
まずはできることから取り組もう
仕事を考えるうえで、適性は確かに大事です。
しかし、あまり向き不向きに囚われすぎると、せっかくのチャンスを逃してしまう可能性もあります。
実際、多くの仕事は経験を積み重ねることによって慣れていきます。
最初は苦手だと思っていた仕事も「しばらくやっているうちに、人並みにできるようになった」というケースは珍しくありません。
向き不向きを考えるのと同時に「まずはできることからやってみよう」という姿勢も忘れないでくださいね。
女性エンジニアが就職先を選ぶ際のポイント
先ほど女性がエンジニアとして活躍するには、働きやすい企業を選ぶことが大切とお伝えしました。
最後に、女性エンジニアが就職先を選ぶ際に意識したい3つのポイントを解説します。
- 女性が活躍しやすい環境である
- 産休・育休後に復帰しやすい
- 柔軟な働き方ができる
これらの条件を満たしている企業であれば、女性エンジニアにとって働きやすい環境といえるでしょう。
それぞれの特徴を順番に解説していきます。
女性が活躍しやすい
キャリアアップを目指したい女性の場合、まずは「女性が活躍しやすい環境であるか」をチェックしましょう。
具体的には、女性が活躍している職場は以下の特徴を持っています。
- 女性の管理職がいる
- 意思決定の場に女性も参加している
- 男性と女性で仕事内容に差がない
「実際にその企業で女性が活躍しているか」は重要なチェックポイントです。
これらの条件を前提として、追加であなたの希望やキャリア形成の際に必要な条件を満たしている企業を選びましょう。
産休・育休後に復帰しやすい
今後の人生で出産を考えている女性の場合は「産休や育休の制度はあるか」「産休・育休後に復帰しやすいか」を確認しましょう。
近年では、男性・女性を問わず育休を取得できる企業も増えていますが、復職しやすいかどうかは会社の雰囲気によります。
具体的には「時短勤務の場合、雇用形態や業務内容は変化するのか」について確認することで、産休・育休後の働き方がある程度見えてきます。
時短勤務になると「非正規雇用に変わる」「開発案件に参画できない」などのケースもあるので、事前によく確認しておくのがおすすめです。
柔軟な働き方ができる
結婚や出産など、ライフイベントごとに女性の生活は大きく変わります。
時短勤務・リモートワーク・フレックス勤務が可能な仕事がどのくらいあるかを確認することで、将来的な働きやすさが想像できるでしょう。
柔軟な働き方に対応している企業であればブランク期間を短くしやすいため、長期的に見て理想のキャリア形成をしやすくなるメリットもあります。
まとめ
以上、女性エンジニアの魅力や注意点、就職する際のポイントを解説しました。
女性エンジニアは増えているとはいえ、まだ20%ほどと少ないのが現状です。
女性ならではの悩み・働き方を理解されにくいという問題は未だに根強く残っていますが、本記事で紹介したポイントを押さえれば、働きやすい企業を見つけられることでしょう。
「エンジニアとしてキャリアアップをしていきたい」と考える女性は、ぜひ実践してみてください。
ちなみに、弊社ESESではエンジニアにとって働きやすい環境作りに励んでおり、もちろん女性エンジニアへの配慮も行っています。
- テレワーク・在宅の案件あり
- 時短勤務制度あり
- 産休育休制度あり(取得・復職実績も豊富)
- 自由なキャリア選択ができる
このような工夫によって、女性が長期的なキャリアアップが実現できるように支援しています。
「家庭も仕事も両方大事にしたい」という方は、ぜひこちらの募集要項もご覧ください。
弊社で働くことを選択肢の1つとして考えていただけると幸いです。
監修者コメント
白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO
プロフィールを見る
なぜ業種・職種によって男女比は大きく異なるのか
業界によって男女比は大きく変わります。
なぜ仕事によってこんなにも差が大きいのでしょうか。
これには様々な要因がありますが、その1つに「仕事内容の問題」があります。
分かりやすい例で言うなら「力仕事は男性の方が向いている」と考える人が多いでしょう。
もちろん女性でも体力のある人はいますし、男性でも不向きな人はいます。
しかし全体的に見たら、男性の方が体力面で有利なのは事実です。
仕事によっては、性別による向き・不向きはあるでしょう。
一方、文化的・歴史的背景から男女比が偏っている業界も存在します。
例えば、保育士は女性が圧倒的に多いですが、これは保育士が元々「保母さん」と呼ばれていたように、女性がなることを前提とした職業だったからです。
エンジニアに必要な資質は男女どちらかに偏るものではないため、今後も女性の割合は増え続けると考えられます。