プログラマーに転職するためには?おすすめのプログラミング言語や転職のポイントも解説
プログラマーは非常に大きなやりがい・魅力を感じられる仕事です。
- 作ったサービスが世の中で使われる
- 手に職がつく
- 将来性が大きい
- 在宅ワークもしやすい
このような理由から「プログラマーに転職したい」と考える人は多いです。
しかし、一言でプログラマーといっても様々な種類に分かれています。
どのプログラマーを目指すかによって、求められるスキルは全く異なるといえるでしょう。
そこで本記事では、プログラマーの種類や向いている人の特徴、おすすめのプログラミング言語、プログラマーへ転職する際のポイントを紹介しています。
SES企業で多くのプログラマーの採用を行っている、株式会社ESESの代表取締役「白川」が解説するので、よりリアルな視点でお伝えできる点も強みです。
プログラマーへ転職したい方は、ぜひ参考にしてください。
プログラマーへの転職事情
近年は「手に職をつけたい」「将来性のある仕事に挑戦したい」などの理由から、未経験でプログラマーへの転職を目指す人が増えています。
一方で「本当に未経験でも転職できるのか」「ハードルが高そう……」と不安を感じる人も少なくありません。
ここでは、プログラマー転職の現状や難易度、実際に転職を目指す人がどのような理由で挑戦しているのかについて解説します。
まずは全体像を把握し、自分に合った転職戦略を考えていきましょう。
【結論】未経験からでも転職は可能
結論から言うと、プログラマーは未経験からでも十分に転職を目指せる職種です。
近年はDX推進やITサービスの拡大によってエンジニア需要が高まり続けており、IT業界全体として慢性的な人材不足が続いています。
そのため、多くの企業が経験者採用だけでなく、将来的な成長を見込んだポテンシャル採用にも積極的です。
特に20代の場合は、実務経験がなくても学習意欲や継続力、基礎的な技術理解が評価され、未経験からプログラマーへ転職できるケースも珍しくありません。
実際、未経験向けの研修制度や教育体制を整えている企業も増えており、異業種から挑戦するハードルは以前より下がっています。
ただし「未経験歓迎=何も準備しなくても採用される」という意味ではありません。
転職活動では、最低限のプログラミング知識や学習実績が求められるケースが多く、企業側も「入社後に成長できそうか」という視点で見ています。
そのため、事前に基礎的なプログラミングスキルを身につけたり、小規模でもよいので成果物やポートフォリオを作成しておきましょう。
転職難易度
プログラマーは「未経験からでも転職しやすい職種」と言われることがありますが、これは業界全体の需要が高いことが背景にあります。
実際の転職難易度は、年齢やスキルレベル、これまでの経験によって大きく変わります。
未経験者の場合、IT業界への興味だけでは評価されにくく、最低限の基礎知識や学習経験が求められるケースが一般的です。
プログラミングの基本文法を理解している、小規模でもアプリや成果物を作った経験がある、といった状態になっていると選考でも評価されやすくなります。
一方、経験者であっても必ず有利とは限りません。
長年経験があっても担当領域が限定されている場合や、特定環境しか扱ったことがない場合は、転職先の選択肢が狭くなることもあります。
重要なのは、現在の経験値だけで転職難易度を判断しないことです。
プログラマーに転職したい理由
プログラマーへの転職を考える理由は人によって様々ですが、背景には「将来への不安」や「今より良い働き方を実現したい」という思いがあるケースが多く見られます。
実際、プログラマーは専門スキルが身につきやすく、経験を積むことでキャリアや働き方の選択肢を広げやすい職種です。
ここでは、プログラマーへの転職理由として代表的な、3つの理由について紹介します。
自分が転職を考えている理由と照らし合わせながら確認してみてください。
手に職をつけたい
プログラマーに転職したい理由として特に多いのが「将来も活かせるスキルを身につけたい」「手に職をつけたい」という考えです。
中でもプログラミングスキルは需要が高く、一度基礎を身につければ、継続して学習しながら長期的に活かしやすいスキルです。
プログラマーとして経験を積むことで、転職市場でも評価されやすくなります。
また、プログラミングスキルはIT業界の中でも応用範囲が広く、様々な分野へキャリアを広げることが可能です。
一定の実務経験やスキルを身につければ、将来的にフリーランスとして独立したり、リモートワーク中心にしたりと、働き方を柔軟に選択できる点も魅力です。
将来性に不安がある
現在の仕事に対して「この先も長く続けられるのだろうか」といった将来への不安から、プログラマーへの転職を考える人も少なくありません。
近年はDXの推進やデジタル化の加速によって、多くの業界でIT活用が進んでいます。
これに伴い、システム開発やサービス改善を担うプログラマーの需要も高い水準で推移しており、今後も継続的な成長が期待されている分野です。
また、プログラマーの魅力は、経験やスキルが積み上がることで市場価値を高めやすい点にもあります。
開発スキルや設計力を身につけることで、より専門性の高い領域へ進んだり、上流工程やマネジメントへキャリアアップしたりと、将来の選択肢を広げることが可能です。
加えて、成長に応じて年収アップを目指しやすい点も魅力の1つです。
働き方を改善したい
現在の働き方に不満を感じ「働き方を改善したい」という理由から、プログラマーへの転職を考える人も増えています。
IT業界では、リモートワークやフレックスタイム制、裁量労働制などを導入する企業が増えており、従来と比べて働き方の自由度が高いです。
スキルや実績によっては年収を維持・向上させながら、労働時間や働く場所をコントロールしやすくなる可能性もあります。
将来的にはフリーランスや副業など、会社員以外の働き方を選択できることも可能です。
IT業界だから必ず働きやすいわけではなく、企業や案件によって環境は大きく異なります。
しかし、手に職があって働き方を選びやすくなるという点は、プログラマーを目指す大きな理由の1つといえます。
プログラマーの種類とキャリアパス
一口にプログラマーといっても、実際には扱う技術や開発対象によって仕事内容は大きく異なります。
これからプログラマーへの転職を考える際は「何をする仕事なのか」と「将来的にどのようなキャリアを目指せるのか」をイメージしておくことが大切です。
最初から方向性を完璧に決める必要はありませんが、プログラマーには多様な選択肢があると知っておくことで、自分に合った学習内容や転職先を選びやすくなります。
ここでは、代表的なプログラマーの種類と、実務経験を積んだ先に目指せるキャリアパスについて紹介します。
自分が将来どのような働き方をしたいかを考えながら読み進めてみてください。
プログラマーの種類
プログラマーを定義すると「プログラミング言語を用いて、システムやソフトウェアを開発する人」です。
一般的にはシステムエンジニア(SE)が作成した仕様書に基づきプログラミング作業を行います。
とはいえ、一言でプログラマーといっても以下のように様々な種類に分かれています。
- 組み込みプログラマー
- アプリケーションプログラマー
- Web系プログラマー
- ゲーム系プログラマー
それぞれ仕事内容も大きく異なるので、まずは各プログラマーの特徴を理解しておきましょう。
組み込みプログラマー
組み込み系プログラマーとは、テレビやスマートフォンなど、電化製品に組み込まれている「組込ソフトウェア」を制御するコードを書きます。
例えば、エアコンのスイッチを押せば、電源が入って動き始めます。
この「電源を入れたら問題なくエアコンが動く」というのは、組み込みプログラマーのおかげです。
今後は様々なものにおいて「IoT化(※)」が進むと予想されるので、需要が伸び続ける仕事といえるでしょう。
※「Internet of Things」の略称。あらゆるモノがインターネットに接続され通信機能をもつことによって、相互利用や遠隔操作が可能になる仕組みのこと。
組み込みプログラマーになるために必要なプログラミング言語は「C」「C++」「C#」「Java」などです。
※プログラミング言語についての詳細は後ほど解説します。
アプリケーションプログラマー
アプリケーションプログラマーは、文字通り「アプリケーションの開発」に携わります。
具体的にはスマートフォンのアプリ・PC向けのWebアプリ・業務系アプリ(業務を効率良く行えるもの)など、多岐にわたります。
身近なものでは「Instagram」や「YouTube」などの開発が当てはまります。
プログラムを書くだけではなく、問題なく動作するかのテストをし、エラーがあれば修正対応まで行うのがアプリケーションプログラマーの役割です。
現代ではあらゆる業界・ジャンルで便利なアプリが続々と開発されているため、非常に将来性がある仕事といえます。
また、何の開発に携わるかで必要となる言語も様々です。
- Androidアプリ:Java・Kotlin・C#
- iOSアプリ:Swift・Objective-C
- Webアプリ:Java・JavaScript・Ruby・Python・PHP
- 業務系アプリ:Java・JavaScript・Python・PHP・C・C++・C#
Web系プログラマー
Web系プログラマーは、Webサイト周辺のプログラミングとシステム開発を行います。
例えば、何かを検索するときに入力したワード通りの検索結果が出てくるのは、Web系プログラマーが書き上げたプログラムのおかげです。
Web系プログラマーは開発の幅が広く、多くの知識を必要とします。
ユーザーの目に入る部分のプログラムを担当する「フロントエンドエンジニア」、ユーザーから見えない内部のシステム開発を担当する「バックエンドエンジニア」など、細かく分類されます。
Web系プログラマーに必要なプログラミング言語は「PHP」「Ruby」「Perl」「Java」「JavaScript」などです。
ゲーム系プログラマー
キャラクターの動きやシーンの移り変わりなど、ゲームの開発を担当するのがゲーム系プログラマーです。
デザイナーやサウンドクリエイターと連携を取りながら、仕様書通りのゲームを作り上げます。
といっても、ただ仕様書通りの作業をするのではなく、常に「面白いゲーム」を突き詰めるクリエイティブな仕事です。
現在はスマホアプリの需要が目立ちますが、今後はeスポーツ・VR/AR技術・機械学習などの発展が予想されるため、ゲーム系プログラマーの将来性も期待できます。
ゲーム系プログラマーに必要な言語ですが、家庭用ゲーム機やスマホゲームなど、ゲーム機によってプログラミング言語が異なります。
具体的には「Unity」「C++」「C#」「JavaScript」「Swift」「Objective-C」「Ruby」「HTML5」などです。
プログラマーのキャリアパス
プログラマーは、コードを書く仕事だけを続ける職種ではありません。
実務経験を積みながら技術や業務理解を深めることで、より上流工程やマネジメント領域へとキャリアを広げていくことが可能です。
ここでは、プログラマー経験を活かして目指しやすい代表的なキャリアパスを紹介します。
自分が将来どのような働き方をしたいのかをイメージしながら確認してみてください。
システムエンジニア(SE)
システムエンジニア(SE)は、プログラマーよりも上流工程を担当し、システム開発における要件定義や設計などを中心に業務を進める職種です。
プログラマーとして開発経験を積んだ人は、実装時の課題や現場の進め方を理解しているため、現実的で開発しやすい設計ができるようになります。
単に理論だけで設計するのではなく「実際に作る側の視点」を持てることは、SEとして大きな強みになります。
SEは顧客と開発チームの橋渡し役として機能する場面も多く、技術力と調整力の両方が求められるポジションです。
技術だけでなく課題解決やプロジェクト全体に関わりたい人にとって、SEはプログラマーから目指しやすい代表的なキャリアパスの1つといえるでしょう。
プロジェクトマネージャー(PM)
プロジェクトマネージャー(PM)は、開発プロジェクト全体を統括し、計画から完了までを管理する役割を担う職種です。
プロジェクトが予定通り進むように、スケジュール・予算・品質・メンバー体制などを管理しながら、チーム全体をリードしていきます。
プログラマーやシステムエンジニア(SE)として実務経験を積んだ後に、PMへキャリアアップするケースが一般的です。
実際の開発現場を理解していることで、現実的なスケジュール設計や適切な意思決定がしやすくなり、マネジメントの質にもつながります。
PMは社内だけでなく、クライアントとの折衝を行う機会も多い職種です。
要件や納期の調整、進捗報告、課題発生時の対応など、様々な関係者と連携しながらプロジェクトを進める必要があります。
そのため、技術的な知識だけでなく、高いコミュニケーション能力や調整力、課題解決力も重要になります。
責任やプレッシャーは大きくなる一方で、その分、年収アップやキャリアの幅を広げやすい点も魅力です。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、企業が抱える経営課題や業務課題に対して、ITを活用した解決策を提案・実行支援する専門職です。
システムそのものを開発する機会は比較的少なく、経営戦略や業務改善、IT導入計画など、より上流の領域に関わる点が特徴です。
具体的には、顧客へのヒアリング、課題分析、改善施策の立案、システム導入支援、プロジェクト推進などがあります。
プログラマーとしての経験を積んでいる人は、実際の開発現場や技術的な制約を理解しているため、現実的で実行可能な提案をしやすくなります。
ITコンサルタントとして活躍するためには、技術力だけでは十分ではありません。
業界知識やビジネス理解、論理的思考力、コミュニケーション能力など、幅広いスキルが求められます。
責任は大きいものの、その分、年収やキャリアの伸びしろも大きく、将来的に経営や事業戦略にも関わりたい人にとって魅力的なキャリアパスの1つといえます。
プログラマーに転職するために必要な3つのスキル
プログラマーにも様々な種類があることをお伝えしました。
とはいえ「様々なシステムやソフトウェアの開発に携わる仕事」という点は共通しています。
ここでは、プログラマーに転職するうえで共通するスキルを解説します。
- プログラミングスキル
- デバッグスキル
- ハードウェアやネットワークに関する知識
これらのスキルはどのプログラマーに転職するにも必要な知識・スキルとなるため、必ず押さえておきましょう。
1.プログラミングスキル
プログラマーは「プログラミング言語を用いて、プログラムを実装すること」が仕事です。
そのため、当然プログラミングスキルは欠かせません。
とはいえ、“どの言語を学ぶか”が重要です。
先ほども紹介した通り、プログラミング言語は数多くあって、それぞれ適した開発分野が異なります。
あなたの目指す分野に必要な言語を選ぶのが理想です。
しかし「まだどの分野のプログラマーを目指すか明確になっていない」という方は、「求人件数が多い」言語を選ぶのがおすすめです。
レバテックキャリアの2026年5月の求人情報から、求人件数ベスト5の言語を紹介します。
- 1位:Java(12,814件)
- 2位:Python(10,349件)
- 3位:JavaScript(8,911件)
- 4位:PHP(7,332件)
- 5位:TypeScript(5,699件)
どのプログラミング言語を学ぶか迷っている方は、1つの参考にしてください。
Java
Javaは求人数が最も多い言語です。
つまり「最も需要が高い言語」の1つといえるでしょう。
その理由は汎用性が高く、多くのWebサービスやアプリの開発に使用されるからです。
Javaを使いこなせれば、転職活動においても非常に有利と考えられます。
実際、転職支援に重きを置いているプログラミングスクールは、ほぼ間違いなくJavaを教えています。
Python
Pythonは近年、世界的に注目されているプログラミング言語です。
それには「人工知能(AI)」の開発に使われるという点が大きく影響しています。
他にも、PythonはWebアプリケーションや組み込みシステムの開発など、幅広い分野で使われています。
また、シンプルかつ短いコードという点から、初心者にとって学びやすいことも大きな特徴です。
JavaScript
JavaScriptは、WebサイトやWebアプリケーションを作る際に使用されます。
特徴は、Web上で動きをつけたい場合に「HTML」や「CSS」と組み合わせて使われることが多いことです。
これによってクオリティの高いWebサイトが作れるため、ほとんどのケースでJavaScriptが使われており、今後も需要が伸び続けると予想されます。
また、プログラミングを行う際は実行環境を整える作業が必要ですが、JavaScriptは環境構築もシンプルです。
加えてライブラリ(開発に便利な機能)やフレームワーク(Webアプリの枠組み・テンプレート)が充実しており、初心者が習得しやすい言語でもあります。
ちなみに「JavaScriptはJavaと似た言語なのですか?」とよく聞かれますが、これら2つは用途の全く違う言語です。
例えるなら「インド」と「インドネシア」くらい違うものといえるでしょう。
PHP
PHPはWebアプリケーションの開発に多く使われている言語です。
近年は便利なWebアプリが次々と開発されており、今後も需要が伸び続けることが期待できます。
Webアプリケーション開発向けの言語は数多く存在しますが、PHPは以下の理由から習得しやすいことで人気です。
- コードがシンプル
- 公式サイトにマニュアルがある
- フレームワークも豊富
世界的にも広く使用されているため、習得をおすすめできる言語です。
TypeScript
TypeScriptは、近年特に人気が高まっているプログラミング言語で、主にWebサイトやWebアプリケーションの開発で広く利用されています。
もともとはJavaScriptを拡張して作られた言語であり、JavaScriptの機能をそのまま使いながら、型(データの種類)を定義できる点が大きな特徴です。
プログラムは大規模になるほど、予期しないエラーや管理の難しさが発生しやすくなります。
TypeScriptでは事前に型を指定することで、不具合を早い段階で発見しやすくなるため、保守性や開発効率を重視する現場で採用されるケースが増えています。
実際、現在は多くのWeb開発案件でTypeScriptが利用されており、特にフロントエンド開発では標準的な選択肢の1つになりつつあります。
サーバー側の開発でも利用される機会が増えているため、習得できると活躍できる領域が広がります。
さらに、TypeScriptはJavaScriptの知識を活かして学習しやすいことも魅力です。
これからWeb系プログラマーを目指したい人や、将来的に需要の高い技術を身につけたい人にとって、学習候補としておすすめしやすい言語の1つといえるでしょう。
2.デバッグスキル
デバッグとは「バグ(間違ったソースコード)を見つけて修正する作業」を指し、システムを仕様書通りに動かすためには必要不可欠なスキルです。
プログラミングを学び始めたばかりの初心者にとって、最初の関門となるのがこのデバッグスキルです。
システム開発において、バグは必ずと言っていいほど発生します。
誰しも文章を打っていて、誤字脱字など打ち間違いをしたことがあるでしょう。
プログラミングはさらに細かなコードを打ち込むので、文章よりもミスが起こりやすいのです。
このような場合もプログラマー自ら原因を特定し、修正対応までをしなければなりません。
大規模な開発になるほど、高いデバッグスキルが求められます。
3.ハードウェアやネットワークに関する知識
プログラマーにとって、ハードウェアやネットワークに関する知識も欠かせません。
ハードウェアとは、パソコンやディスプレイなど「プログラムが動く機械本体」を指します。
ネットワークは、パソコンやスマホなどの通信機器がインターネットに繋がるための通信設備のことです。
つまり、ハードウェアやネットワークはプログラミングを学習する以前に知っておきたい土台となります。
プログラマーとして転職しても、コンピューターの構成要素や仕組みについては知っている前提で仕事を依頼されるので、しっかり理解しておきましょう。
また、システム全体の理解が深まっていると、プログラムやシステムで問題が起きた時もすぐに対処できます。
プログラマーへの転職をおすすめできる人の4つの特徴
プログラマーへ転職したいと思っている方の中には「自分はプログラマーに向いているのか不安……」という方もいるでしょう。
プログラマーは非常に将来性もあり高年収を狙える仕事ではあるものの、向き不向きがあるのも事実です。
そこで、プログラマーに向いている人の特徴を紹介します。
- 集中力がある
- 論理的思考が得意
- 好奇心旺盛で探究心がある
- 地道な学習が苦にならない
あなた自身「いくつ当てはまるか?」を考えながら読み進めてみてください。
プログラマーの適性をより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
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1.集中力がある
プログラマーの仕事は、1つの作業に集中して取り組む「シングルタスク」という点が大きな特徴です。
最も大事なことは「ミスのないプログラミング実装」であるため、作業に没頭できる集中力が求められます。
もちろん集中力のある人の方が作業スピードも速いです。
プログラミングに限らず「これまで何かに集中して取り組んだ経験」を思い出してみてください。
- 2時間集中してゲームをやっても全く疲れない
- 「合格まで2か月」と言われる資格試験に、1か月の勉強で合格した
このような経験を持っている方は、集中力があるといえるでしょう。
監修者コメント

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO
シングルタスクとマルチタスク
仕事を考えるうえでは、適性も大事です。
適性の中にも様々な要素がありますが、1つの指標として「シングルタスク型」と「マルチタスク型」の仕事に分かれます。
シングルタスク型の仕事:プログラマー、企画職、営業職など1つの作業に集中し、それが終わったら次の作業に取りかかる
マルチタスク型の仕事:管理職、医療従事者、飲食店スタッフなど同時に複数の作業に取り組む
過去の仕事(アルバイトを含む)を振り返って、あなた自身はどちらの働き方で成果が出やすいのかを考えてみてください。
仕事の適性を見極める際の参考にしていただけたらと思います。
2.論理的思考が得意
プログラマーには「目的を達成するためにどんなプログラムを組めばいいか」といった視点が求められます。
つまり「このコードを使用するとどうなるのか」「どうすれば最短で目的の動きを実行できるか」など、論理的に考えられる人が向いています。
エラーが出た場合も、どこを修正すれば問題なく動作するかを考え、迅速に対処しなければなりません。
また、学習する際も「このコードを書くとなぜこの結果になるのか」を考えながら進めることで、仕組みを理解しながら効率的に学べます。
言い換えると、“疑問をもつこと”です。
普段から商品やサービスに対して「もっとこうしたら良いものになるんじゃないか?」「なぜこの面倒な作業をなくさないんだろう?」などと思える人は、論理的思考力に長けています。
3.好奇心旺盛で探究心がある
IT業界は新しい技術が次々と生まれるため、クライアントから求められ続けるプログラマーでいるには、常に知識・技術を磨かなければなりません。
そのため、自ら情報収集をして新しい知識や技術を学べる、好奇心旺盛な人が向いています。
具体的には「新しいもの好き」「分からないことがあればすぐに調べる」という気質の人は、好奇心旺盛で探究心があるといえるでしょう。
特に「何かに興味を持つ」というのは後天的に身につけるのが難しい気質のため、当てはまる人はプログラマーの適性が高いと考えられます。
4.地道な学習が苦にならない
プログラミングは、地道な作業の連続です。
そもそも一朝一夕で身につくスキルではないため、毎日コツコツ学んで知識や経験値を増やしていく必要があります。
つまりプログラマーとして活躍するには、根気よくプログラミングを学習する姿勢が必要不可欠ということ。
また、根気強さはバグが起こった時にも役立ちます。
すぐに原因が分かる場合もありますが、なかなか解決できないケースも珍しくありません。
そんな時も焦らずじっくり原因追求に取り組み、問題解決する力がプログラマーには必要です。
プログラマーに転職するための4ステップ

プログラマーとして転職したいなら、正しい順番で準備を進めることが大切です。
プログラマーの求人を見ると「未経験者歓迎」となっているものが多いですが、実際には何の知識や準備もない状態で採用されるケースは多くありません。
未経験から採用されるのは、あくまでも「実務経験はないものの、基礎知識や学習経験があり、今後の成長が期待できる人 」に限られます。
そのため、転職を成功させるためには、選考に向けた準備を段階的に進める必要があります。
ここでは、プログラマーに転職したい方が押さえておくべき4つのステップを紹介します。
順番に進めることで、遠回りを減らしながら効率よく転職活動を進めやすくなるでしょう。
1.自分の希望やキャリアプランを明確にする
プログラマーへの転職を目指す際は、いきなり学習を始めるのではなく「自分がどのような働き方をしたいのか」「どの分野に興味があるのか」を整理することが大切です。
たとえば、Webサービスを作りたい人と、スマートフォンアプリを開発したい人、インフラやシステム基盤に関わりたい人では、学習内容も目指す企業も変わってきます。
具体的には、以下のような方向性があります。
- Web系:WebサービスやWebアプリケーションの開発を行う
- アプリ系:スマートフォンアプリや業務アプリの開発を行う
- インフラ系:サーバーやネットワーク、クラウド環境を支える
最初はなんとなくでもいいので、どんなキャリアパスを進むのか考えてみてください。
目標がない学習を始めてしまうと、必要以上に手を広げてしまい、学習効率が下がり挫折につながる可能性があります。
各分野の特徴や仕事内容を比較し、自分が興味を持てそうな領域や理想の働き方に近い分野を選ぶことが重要です。
2.必要なスキルを習得する
目指す分野や転職後のイメージが明確になったら、次は実際に必要なスキルを身につけていきましょう。
プログラマーが扱う技術やプログラミング言語は、開発するものや参画するプロジェクトによって異なります。
学習する技術を選ぶ際は、以下の観点を意識すると進めやすくなります。
- 興味のある分野に役立つ(最も重要)
- 案件数や需要が豊富である
- 学習しやすく継続しやすい
- 将来性が期待できる
開発したい分野と習得したスキルを整理したうえで転職先を探すことで、入社後のミスマッチや後悔を減らしやすくなります。
学習を進める中で、必要に応じて専門資格に挑戦するのもおすすめです。
資格そのものが採用を保証するわけではありませんが、一定以上のレベルで知識や技術を持っていることを客観的に示しやすくなるからです。
特に未経験転職では、実務経験を補う材料として評価されるケースもあります。
さらに、プログラマーに関連する資格は、実務を意識して作られているものが多く、学習した内容を現場で活かしやすい点もメリットです。
3.ポートフォリオを作る
ある程度の基礎学習を終えたら、あなたのポートフォリオを作ってみてください。
ポートフォリオとは、自分の技術・実績を証明するための成果物をまとめたページで、作るメリットは以下の通りです。
- 自分のスキルレベルを伝えやすい
- やる気や熱意をアピールできる
- 入社後のミスマッチを防げる
作成したポートフォリオは成果物を見せるだけで終わらせず、GitHubなどを活用してコードも公開しておくのがおすすめです。
採用担当者は完成画面だけでなく、設計や実装の考え方、学習姿勢まで見ているケースも少なくありません。
そのため「どのような技術を使ったのか」「なぜその技術を選んだのか」「どのような工夫をしたのか」を説明できる状態にしておくことが重要です。
質の高いポートフォリオは選考通過率を大きく左右します。
小規模でも、機能が整理されており、コードの意図が伝わること、自分の学習成果や考え方が明確であることが重要です。
まずは完璧を目指すより、小さくても最後まで完成させた成果物を作り、自分の成長や実力を伝えられる状態を目指しましょう。
4.転職活動を行う
必要なスキルの習得やポートフォリオの準備ができたら、実際に転職活動を進めましょう。
プログラマーへの転職では、求人へ応募するだけではなく、職務経歴書や履歴書の作成、面接対策まで含めて準備することが重要です。
特に未経験の場合、実務経験の代わりに「なぜプログラマーを目指したのか」「どのように学習してきたのか」といった姿勢や行動を見られる場面が多くあります。
そのため、学習期間や取り組んだ内容、作成した成果物、工夫した点まで具体的に説明できるようにしておきましょう。
ポートフォリオやGitHubとあわせて説明できる状態にしておくと、説得力も高まりやすくなります。
また、転職活動を効率よく進めたい場合は、転職エージェントを活用するのも有効です。
転職エージェントを利用すると、一般公開されていない求人の紹介を受けられます。
加えて、応募書類の添削や面接対策、企業ごとの選考ポイントの共有など、多くのサポートを受けることができ、効率よく転職活動を進められるでしょう。
プログラマーに転職したい人必見!よくある質問
これまでの内容で「プログラマーに転職したい人は何をすればいいか」が明確になったと思います。
最後に、プログラマーに転職したい方からよくされる質問を紹介します。
- 未経験からプログラマーになるのはきつい?
- プログラマーの年収は?
- プログラマーに向いてない人の特徴は?
- 在宅希望でもプログラマーになれる?
これらの質問について、実際にプログラマーの採用を行っているESESが、実態に基づいて回答します。
未経験からプログラマーになるのはきつい?
結論、未経験からプログラマーに転職することは可能です。
IT業界は人材が不足しているため、未経験でも就職できる求人が一定数存在します。
ただし先述の通り、IT業界の基礎知識や最低限のプログラミングスキルを身につけておかないと、転職は厳しいでしょう。
つまり「プログラミングを学習して簡単な開発ができるようになる」「IT関連の資格を取得する」などの努力をし、基礎知識・技術を身に付ければ、転職は十分可能です。
プログラマーの年収は?
dodaが行った調査によると(2025年12月時点)プログラマーの平均年収は435万円となっています。
技術系(IT/通信)では469万円なので、IT業界の中ではやや低めといえるでしょう。
その理由は、プログラマーが未経験から就職する人の多い職種だからです。
未経験からプログラマーに転職した場合、年収300万円程度からのスタートが一般的です。
ただし、IT関連の職種はスキルや経験によって大きな年収アップが望めます。
プログラマーの中には年収1,000万円という人もいるので、高年収を稼ぎたい人は積極的にスキルアップに励みましょう。
参考:doda「年収の高い職業は? 平均年収ランキング(職種・職業別)【最新版】」
プログラマーに向いてない人の特徴は?
以下の特徴に当てはまる人は、プログラマーに向いていない可能性が高いです。
- プログラミングやITに興味がない
- 学習の継続ができない
- 論理的思考が苦手
- 集中力がない
中でも「プログラミングやITに興味がない」という人は勉強するモチベーションを維持するのが難しく、何より本人にとってもつらいはずです。
プログラマーは将来性も高年収も期待できる仕事ですが、それは継続的に学習できる人に限られます。
逆に興味さえあれば自然と学習を継続できますし、論理的思考力のような能力は働きながらだんだんと身につきます。
「向いているかどうか分からないが、プログラマーに興味がある」という方は、まず勉強を始めてみましょう。
勉強を通じて、本当に向いているかどうかが判断できます。
在宅希望でもプログラマーになれる?
結論から言うと、在宅勤務を希望しながらプログラマーを目指すことは十分可能です。
コロナ禍をきっかけにリモートワークが広く普及し、IT業界でも在宅勤務を前提とした働き方を導入する企業が増えています。
フルリモートや一部出社を組み合わせたハイブリッド勤務など、働き方の選択肢も広がっています。
在宅勤務の魅力は、通勤時間を削減できることに加え、自分のリズムで業務を進めやすく、家庭やプライベートと両立しやすい点です。
一方で、在宅勤務には注意点もあります。
仕事と私生活の境界が曖昧になりやすく、オン・オフの切り替えが難しく感じる人も多いです。
また、進捗管理や学習、コミュニケーションを自発的に進める必要があるため、自己管理能力も求められます。
大切なのは「在宅だから良い」「出社だから悪い」と決めるのではなく、自分に合った働き方を考えながら選択することです。
在宅プログラマーの働き方や注意点について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
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まとめ
以上「プログラマーに転職する方法」として、以下の内容を解説しました。
- プログラマーへの転職事情
- プログラマーの種類とキャリアパス
- プログラマーに転職するために必要な知識・スキル
- プログラマーに向いている人の特徴
- 転職に役立つプログラミング言語
- プログラマーに転職するための4ステップ
- よくある質問と回答
一言で「プログラマー」といっても様々な種類があり、使用するプログラミング言語も全く異なります。
まずはあなた自身が携わりたい開発分野を選ぶところから始めてみてください。
すると、学ぶべきプログラミング言語が自然と決まります。
そして目指したいプログラマーが決まったら、早速勉強を始めていきましょう。
プログラマーの転職は年齢が若いほど有利なため、早くから勉強を始めた人の方が良い転職先に巡り会う可能性も高いです。
弊社ESESは、SES企業としてプログラマーの採用を行っています。
なお、現在は、未経験者の採用は行っていません。
「キャリアアップしたい」「経験はそれほど長くないため、もっと実績を積みたい」と感じた時に、転職先の候補として考えていただけると幸いです。
詳細が気になる方は、募集要項をご覧ください。












監修者コメント
白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO
プロフィールを見る
プログラマーの種類は他にもたくさんある
ここまで4種類のプログラマーについて紹介してきましたが、他にもプログラマーの種類はたくさんあります。
そして、今後も新しいプログラマーが次々に誕生することでしょう。
現時点で目指すプログラマーの方向性を決めることも大事ですが、それ以上に大事なのは「時代の流れに合わせて仕事・働き方を変えていくこと」だと思います。
プログラマーは全体的に将来性が期待できますが「このスキルさえ身につければ将来安泰!」というものはありません。
常に最新のトレンドを追及し、柔軟な変化に対応できるプログラマーこそ、長期的に活躍できるのではないでしょうか。