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AWSエンジニアの年収は高いの?年収アップのポイントも紹介

AWSエンジニアは高年収?

「AWSエンジニア」とは、AWSを専門に扱うエンジニアです。

「AWS」とは「Amazon Web Services」の略称で、通販サイトで知られるAmazonが提供しているクラウドサービスです。

クラウドサービスの需要が高まる中で、AWSは世界的に広く知られており、多くの企業で導入されています。

それに伴いAWSに精通したエンジニアであるAWSエンジニアの需要も急速に高まっており、スキルを磨いたりキャリアアップを目指すことで年収アップも期待できるのです。

本記事では、AWSエンジニアの年収事情を解説するとともに、年収を上げるためのポイントも紹介します。

将来を見据えて、今できることから取り組んでいきましょう。

この記事の監修者

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

株式会社ESES 代表取締役社長

1990年生まれ。埼玉県出身。SES業界を「“良い”SES」にするために業界No.1の立ち位置を目指す、株式会社ESESの代表取締役。人材サービス事業を行うUZUZ(ESESのグループ会社)において、営業部長や支店立ち上げを経て、最年少で執行役員に就任した経歴の持ち主。現在は、経営業務だけでなく、営業や採用にも幅広く従事し、SES業界に革新を起こすために日々奮闘中。

AWSエンジニアとは?

AWSエンジニアとは、クラウドサービスの1つであるAWSに特化したエンジニアです。

AWSはAmazonが立ち上げたサービスであり、クラウドサービスの中でも認知度が高く、世界中で利用されています。

そのためクラウドサービスの中でも特にAWSに精通し、高い専門性を持つエンジニアは市場での価値が高まり、需要が増しています。

AWSエンジニアの主な業務はAWSの多様な機能を活用し、企業のセキュリティ管理やコスト最適化、パフォーマンス向上を実現することです。

これらの業務を遂行するにはクラウドサービスの知識はもちろん、業界知識やコミュニケーション能力など、包括的なスキルが求められます。

AWSエンジニアの年収事情

AWSエンジニアの年収は、他のエンジニアに比べて高額の場合が多いです。

ここでは、以下の内容を解説します。

  • AWSエンジニアの実際の平均年収
  • なぜ平均年収が高いのか

これからAWSエンジニアを目指す方や、このまま続けていくのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

平均年収 

AWSエンジニアの平均年収は600~700万円程度です。

クラウドエンジニア全体の平均年収が516万円であることを考えると、クラウドサービスを扱うエンジニアの中では高額であることが分かります。

この状況はクラウドサービスが広く使われている現代社会において、AWSの需要が増していることが影響しています。

今後も更なる需要拡大が見込まれるため、高い年収を望むならAWSエンジニアはおすすめです。

年収が高い理由

AWSエンジニアの平均年収が高いのは、主に以下の3つが要因です。

  • クラウドサービスの中でもAWSは高いシェアを誇っている
  • 最新技術やサービスに対応し続ける必要がある
  • 需要が高まっているが人材が不足している

近年クラウドサービスの需要が高まっており、その中でもAmazonが提供しているAWSが広く使われています。

AWSは新しいサービスの提供やアップデートをすることもあり、その都度エンジニアがその対応をしなければなりません。

そのため、トラブルなく円滑にサービスを利用するためには、AWSエンジニアの人員確保が必要です。

しかし、IT業界全体で見てもエンジニアは不足傾向にあります。

最新のサービスにも対応できる優秀なAWSエンジニアを確保するため、他のエンジニアよりも年収が高額になっているのです。

AWSエンジニアの将来性

結論、他のエンジニアと比べても、将来性は高いです。

AWSはクラウドサービスの中でも認知度が高いことに加え、企業側もDX化を推進している影響で、導入が進められています。

企業がコスト削減・業務効率化・柔軟な運用体制を重視する中で、システムの構築・管理を担うAWSエンジニアの需要は年々高まっています。

また、AWSのサービスは頻繁に更新されており、新しい機能やサービスにすぐに対応するためには専門的な知識のある人材が必要です。

しかし、AWSエンジニアは業界全体で人員が不足しているため、年収を上げてでも人員を確保したい企業が多いのです。

これらの理由から、AWSエンジニアは高い市場価値を持ち、他のエンジニアと比べても高い需要が見込まれます。

AWSエンジニアが年収を上げる5つのポイント

AWSエンジニアが年収を上げる5つのポイント

AWSエンジニアとして年収を上げるためには、まず自分のキャリアプランを明確にしましょう。

キャリアプランが明確でなければ、目標が決まらず具体的な計画が立てられず、モチベーションを保ちづらくなります。

キャリアプランが決まったら、以下の5つのポイントを押さえましょう。

  1. 幅広いスキルを身に付ける
  2. コミュニケーション能力を磨く
  3. キャリアアップを目指す
  4. AWS認定試験に合格する
  5. フリーランスとして働く

1.幅広いスキルを身に付ける

年収を上げるための1番の近道は、幅広いスキルの習得です。

AWSの基本的なサービスだけでなく、他の関連技術も身に付けると、自身の市場価値を底上げできます。

例を挙げるとネットワークやクラウドの基本知識、プログラミングといった技能を習得していると、他のエンジニアとの差別化が図れます。

AWSには数多くのサービスがあり、それぞれ異なる用途や機能を持つため、総合的に知識を身に付けておくと、様々な業務を担当でき広く活躍できるでしょう。

代表的なサービスをいくつか紹介します。

  • EC2 (Elastic Compute Cloud):仮想サーバーを提供する
  • S3 (Simple Storage Service):データの保存・管理を行う
  • RDS (Relational Database Service):リレーショナルデータベースをセットアップ、運用できる
  • VPC (Virtual Private Cloud):独自の仮想ネットワークを設定し、AWSのリソースを管理する
  • CloudFront:Webサイトやアプリケーションのパフォーマンスを向上させる
  • IAM (Identity and Access Management):アクセス権の管理を行い、リソースのセキュリティを高める

2.コミュニケーション能力を磨く

AWSエンジニアに限らず、ITエンジニアはオフィスや在宅で、黙々と業務を行うイメージがあるかもしれません。

そのため人との直接的な関わりが少なく、1人で完結する仕事だと思われがちです。

しかし実際は技術的なスキルに加えて、業務を円滑に進めるためのコミュニケーション能力も必要不可欠です。

AWSエンジニアはクライアントとのやり取りを行い、相手のニーズを正確に見極めて、最適な提案をするスキルが求められます。

この時に聞き取りが不十分であると、クライアントと認識の相違が生まれ、後々の業務に影響が出てしまう恐れがあります。

そのため、相手の意図を汲み取ったり、チームの意見を適切に伝えるなどスムーズにコミュニケーションを取れるようになりましょう。

チームの潤滑油的役割を担えるため、年収アップにも繋がります。

3.キャリアアップを目指す

年収アップを狙うなら、現状に満足せずに積極的にキャリアアップを目指しましょう。

一般的にプロジェクトリーダーやマネージャーなどの上位職・管理職に就任すれば、収入は自然と上がります。

それらのポジションはより専門的なAWSのスキルに加えて、実務経験やコミュニケーション能力・人材管理能力が必要です。

人の上に立つ立場になるため責任は大きくなりますが、やりがいも感じられ、その苦労に見合った報酬も支払われます。

4.AWS認定試験に合格する

AWSの専門知識やスキルを証明する資格を保有することで、年収アップが見込めます。

AWSエンジニアとしてスキルの証明になる資格なら、AWS認定試験がおすすめです。

AWS認定試験は外部機関ではなくAmazon自体が実施しており認知度も高いため、合格できればスキル習得の信憑性が高くなります。

試験は様々な分野と等級に分かれているため、自分のレベルに合った部分だけを受験できるのも魅力です。

また段階的に自身のスキルアップが実感でき、学習のモチベーションも保てるでしょう。

この資格を保有していれば、AWSの知識や技術の証明となるため、自身のスキルに合った業務を担当できるようになります。

業務のレベルが上がれば、必然的にキャリアアップや年収アップにも繋がります。

参考:Amazon「AWS 認定

5.フリーランスとして働く

AWSを扱う企業に就職するのではなく、フリーランスになるのも、年収アップの方法の1つです。

会社員の場合は月毎に給料が支払われるため、毎月安定して収入を得られるものの、柔軟に報酬が変えられず、すぐに年収が上がることは少ないです。

一方で、フリーランスの場合はスキルや経験に応じて、プロジェクト単位での報酬設定になります。

そのため、フリーランスであれば自身の市場価値に見合った報酬が支払われやすいです。

また、AWSエンジニアはIT業界だけでなく、業界問わずに必要とされている職種であり、需要が高まっているため高い報酬の案件を受けやすいです。

高いスキルを持っていれば、高額報酬の案件だけをピンポイントで受注することもできるでしょう。

ただし注意点として、常に案件を獲得できるとは限らないため、安定を重視するのであればおすすめできません。

まとめ 

ここまでAWSエンジニアの年収事情や、様々な年収アップ方法を紹介してきました。

AWSエンジニアは、昨今のクラウドサービスの普及に伴い、需要が急増しています。

それに加え現在は人員が不足しているため、専門性の高いエンジニアは年収を大きく伸ばせるチャンスです。

だからといって焦らずに、まずは自分のキャリアプランを明確にし、AWSをはじめとして幅広くスキルを身に付けましょう。

地道に技能を高めることで、エンジニアとしての市場価値を底上げし、年収アップに繋がります。

弊社ESESはSES企業であり、様々な案件を取り扱っています。

その中にはAWS関連の案件もあり、これからAWSエンジニアとしてスキルアップを目指したい方に最適です。

エンジニアの希望やスキルレベルに合わせて案件を選択できるため、自身のキャリアプランに沿って経験を積めるのも、弊社の強みです。

弊社を通じ、AWSエンジニアとして年収アップを目指しませんか?

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執筆・編集

ESESブログ 編集部

「正しい情報をわかりやすく」をモットーに、SESエンジニアとして働くなら知っておきたい“お役立ちコンテンツ”を発信しています。すべての記事は、SESのプロが徹底的に監修。SES企業だからこそわかるリアルな情報を日々発信中です。

ESESとは?

ESESという社名には、3つの願いが込められています。

1つ目は、ITエンジニアの7割を占める働き方
「SES(客先常駐)」を「良いSES(“E”SES)」にしたいという願い。

2つ目は
「従業員満足度(ES)」を高めることで、「エンジニア全体の満足度(ES)」も高めたいという願い。

そして3つ目は、
社員や顧客に対して常に「YES(前向きな返答)」と言える会社でありたいという願い。

ESESでは「自らとエンジニアがウズウズ働ける世の中をつくる。」
ミッションとし、常態化しているSESエンジニアの労働環境課題を解消していきます。