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SEの勉強って何をすればいいの?学習を続けてスキルアップを目指そう

SEの勉強でスキルアップを目指そう!何をすればいい?

SEになるには、ITに関する高い専門性を持っていることが求められます。

また、急速に発展するIT業界で活躍し続けるためには、SEとして働き始めてからも勉強を続けスキルアップしていくことが重要です。

本記事では、SEとして勉強しておくべき内容や勉強方法などを解説します。

さらに、SEの勉強をする際におすすめの資格もご紹介しますので、勉強方法に迷っている方は参考にしてください。

継続した学習を行うためには「自分に合った勉強方法」を見つけることが大切です。

「通勤や通学の隙間時間に勉強したい」「なるべく費用を抑えたい」など、自身の希望や生活スタイルを考慮した上での教材選びをおすすめします。

自分に向いている勉強方法でスキルを磨いていければ、SEとして価値の高い人材になれるでしょう。

この記事の監修者

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

株式会社ESES 代表取締役社長

1990年生まれ。埼玉県出身。SES業界を「“良い”SES」にするために業界No.1の立ち位置を目指す、株式会社ESESの代表取締役。人材サービス事業を行うUZUZ(ESESのグループ会社)において、営業部長や支店立ち上げを経て、最年少で執行役員に就任した経歴の持ち主。現在は、経営業務だけでなく、営業や採用にも幅広く従事し、SES業界に革新を起こすために日々奮闘中。

SEの勉強をする前に知っておくべきこと

SEの勉強をする前に、以下の2点を押さえておくことが大切です。

  • SEはスキルアップが必須
  • ロードマップを作ってから学習を始める

事前にポイントを理解しておくことで、学習のビジョンも描きやすいでしょう。

SEはスキルアップが必須

SEとして働くためには、スキルアップが欠かせません。

SEの仕事は案件によって業務内容が様々であるため、クライアントのニーズに応え活躍していくには、幅広い知識やスキルを身に付けておく必要があります。

すでに習得しているスキルに加え、最新技術やトレンドを学習することで、更なるスキルアップを目指せるでしょう。

自ら進んで勉強し、自身の知識や技術をアップデートしていくことができる人は、SEとして活躍が期待できます。

ロードマップを作ってから学習を始める

ただ闇雲に勉強をしても効果は薄いため、ロードマップを作ってから学習を始めることをおすすめします。

具体的には以下のような条件を洗い出し、目標を達成するまでどのように勉強していくか計画を立てることが大切です。

  • 自分の目指すキャリア
  • 身に付けたいスキル
  • 伸ばしたい分野

このように、条件を明確にすることで、効率よくスキルを身に付けられるでしょう。

SEとして勉強しておくべき内容

SEとして活躍するために勉強するべき内容

SEとして様々な案件に参画していくためには、多くの知識が必要です。

以下は最低限勉強しておくべき内容であり、習得することでSEとしての活躍の場が広がります。

  • プログラミングスキル
  • システム開発全般の知識
  • ハードウェア・ソフトウェアに関する知識

それぞれ詳しく解説しますので、現在の自分に足りない知識やスキルを考えながらご覧ください。

プログラミングスキル

SEが業務を行う上でプログラミングを使用する機会は多く、特に開発業務を担当する場合は必須のスキルといえます。

上流工程の業務がメインで、自身が直接プログラミングを行う場面が少ないとしても、開発の計画を立てたり進捗状況を管理するためには、プログラミング知識が欠かせません。

クライアントや開発するものによって使用するプログラミング言語は変わるため、複数の言語を習得しておくと良いでしょう。

監修者コメント

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

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SEにおすすめのプログラミング言語

先述した通り、SEとして働く中でプログラミングスキルは不可欠です。

様々なプログラミング言語を習得することでクライアントの要望に応えやすくなり、仕事の幅が広がります。

さらに、プログラマーとのコミュニケーションが円滑になったり、コードレビューによってシステムの品質を担保できるなど、多くのメリットをもたらすでしょう。

以下は、SEにおすすめのプログラミング言語です。

・C言語
・Java
・JavaScript
・Ruby
・PHP
・Python

上記に紹介したプログラミング言語以外にも多くの種類があるため、自身の身に付けたいスキルやキャリアプランに合わせて習得していくことをおすすめします。

システム開発全般の知識

システム開発は、要件定義から運用保守まで、いくつもの工程に分かれています。

経験が少ないうちは上流工程の仕事を担当することは難しいですが「どのように開発が進んでいるのか」という意識を持ちながら働くことが大切です。

将来的に上流工程を任されるSEになりたいと考えるのであれば、システム開発全般の概要や業務の流れを理解するところから勉強を始めましょう。

ハードウェア・ソフトウェアに関する知識

SEとして業務を行う中で、ハードウェアやソフトウェアに触れる機会は多いです。

一言で「ハードウェア」「ソフトウェア」といっても種類は様々で、クライアントによって使用するものは異なります。

それぞれの特徴に合った対応をする必要があるため、SEはどの種類でも適切に扱えるよう、知識を蓄えておかなければなりません。

ハードウェアやソフトウェアに関する知識を学ぶことで、企業ニーズに応えやすくなるだけでなく、SEとして価値の高い人材となれるでしょう。

SEにおすすめの勉強方法

SEの勉強を行う際には、様々な内容を学ぶ必要があります。

大切なのは「自分に合った学習方法を見つけ、継続すること」です。

  • 書籍・参考書を使用する
  • 学習サイトを利用する
  • スクールに通う
  • 自分で開発環境を用意する
  • 資格を取得する

それぞれメリットや特徴が異なるため、学習に充てられる時間やコストなどを考慮し、自分に向いている勉強法を考えてみてください。

書籍・参考書を使用する

書籍や参考書を利用し、独学で学習する方法があります。

独学は自分のペースで学習できることや、費用が抑えられることなどがメリットです。

一方で、疑問点の解決が難しかったり、モチベーションが維持できず挫折しやすいなどの特徴があります。

そのため、継続力や計画性があり、1人で学習を進められる人には向いているといえます。

学習サイトを利用する

学習サイトは独学の強い味方です。

特に近年では、動画教材や無料で利用できる問題集サイト、通勤や通学の隙間時間で学習可能なコンテンツなど種類も増えています。

また、学習サイトの中には内容の説明が丁寧で分かりやすいものも多いです。

レベル別に段階を踏んで解説している教材もあるため「何から始めていいか分からない」「どう学習を進めていくか迷っている」という人には助けになるでしょう。

スクールに通う

「独学で勉強を続けられるか不安……」という人には、ITスクールがおすすめです。

講師や学習仲間ができることでモチベーションを維持しやすいだけでなく、学習スタイルも通学やオンラインなどから自由に選択可能なため、無理なく勉強を継続できます。

未経験向けのコースを用意しているスクールであれば、経験の少ないエンジニアでも基礎から着実にスキルを習得できるでしょう。

さらに、受講する中で実際の開発に挑戦できたりもするため、より実践的なスキルを身に付けられます。

自分で開発環境を用意する

SEとして業務をこなすには、実践的なスキルが必要不可欠です。

そのために最も効率的な学習方法は「実際に手を動かして開発を行うこと」です。

独学でも、自宅に開発環境を用意できればスキルを体系的に学ぶことができるでしょう。

ただ、スキルや経験の少ないうちは自分で開発環境を作るのが大変で、挫折の要因となってしまう場合があるため注意が必要です。

監修者コメント

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

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開発環境の構築方法3ステップ

独学でプログラミングスキルを身に付けるためには「自宅に開発環境を用意すること」が重要になってきます。

プログラミングの環境を構築する際の大まかな流れは、以下の通りです。

1.備品を揃える
2.プログラミング言語に適したツールを選択する
3.必要なツールをインストールする

まずは、環境構築に必要な備品を理解し、自分の目的に合ったものを揃えましょう。

次に、習得したいプログラミング言語に適したツールを選びます。

使用する言語が決まっていない場合は、幅広い言語に対応しているものを選択すると良いでしょう。

必要なツールが決まったら、インストールして完了ですが「自身のパソコンに合ったツールを正しくインストール」しなければ利用できないため、注意してください。

独学でスキルアップを目指したい方は、実践的な学習を取り入れるためにも、開発環境の構築を行いましょう。

資格を取得する

資格取得を通して知識を身に付けるのも1つの方法です。

合格に向けて学習を重ねることで、スキルが磨かれていきます。

特定の資格を目指して勉強を進めることになるため、方向性を見失わず必要な知識を確実に身に付けられるでしょう。

また、資格を取得することで自身のスキルを客観的に証明できたり、勤める企業によっては資格手当などによって収入が上がる場合もあるため、メリットは大きいといえます。

SEの勉強をする際におすすめの資格

SEとして働く上で、必須の資格があるわけではありません。

しかし、企業によっては採用条件や入社後の昇給条件に設定していたり、実務に活かせる知識を習得できるなど、資格取得を目指すことはメリットが多いです。

ここからは、SEの勉強をする際におすすめの資格をご紹介します。

  • ITパスポート
  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • Java Silver
  • CCNA
  • LinuC

以下の記事では、さらに詳しくIT系の国家資格をご紹介していますので、興味がある方はチェックしてみてください。

ITパスポート

ITパスポートは、SEの入門ともいえる基礎的な資格です。

「ITを利活用する全ての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家資格」と位置付けられています。

ITに関する内容だけでなく、経営に関する問題も出題されるため、学習を進める中で「IT」と「経営」の知識を同時に習得可能です。

様々な知識の基盤になる試験内容であることから、SEを目指すのであれば取得しておいて損のない資格といえます。

参考:ITパスポート試験「iパスとは

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ITパスポート同様にSEとして働く上での基礎的な内容が学べる資格です。

ITパスポートと比較すると試験範囲が広く、すでに情報技術全般の基本的な知識を持つ人や、一連の開発業務を担当する人向けの内容となっているため、難易度はやや高めです。

まずはITパスポートを取得し、次の目標として基本情報技術者試験を目指すことをおすすめします。

参考:情報処理技術者試験「試験要綱

IPA「基本情報技術者試験

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、先述した「基本情報技術者試験」の上位に位置付けられている資格です。

応用的な知識や技術を持っていることの証明になるため、SEとしてキャリアを積みたいと考えている人にはおすすめといえます。

試験範囲が広がることに加え、記述問題もあるため、基本情報技術者試験と比べて難易度はかなり上がります。

応用情報技術者試験に合格してから一定期間以内であれば、他のIT系資格で一部の試験が免除となるため、そちらも併せて受験すると良いでしょう。

参考:IPA「応用情報技術者試験

Java Silver

Java Silverは、Javaアプリケーション開発に必要なプログラミングスキルや知識を問われる試験です。

難易度は中級程度であり、決して低いとはいえませんが、しっかりと試験対策をすればSEとして経験が少なくても十分に合格を目指せます。

Javaは使用頻度が高いプログラミング言語のため、多くの開発現場でスキルを役立てられるでしょう。

資格の知名度や信頼度も高く、開発時に役立つだけではなく就活にも有利に働くため、取得をおすすめできます。

参考:Oracle University Japan「Java SE 11 Programmer I (1Z0-815-JPN) 試験

CCNA

CCNAは、コンピュータネットワーク機器メーカー大手の「シスコシステムズ合同会社」が主催するベンダー試験です。

難易度は低くはないものの、ネットワーク関連の資格試験の中では入門レベルに位置付けられており、取得することでネットワークの基礎知識があることを証明できます。

世界共通基準で認定されている資格試験のため、知名度も高く転職などで有利に働きます。

CCNAには有効期限があり、一度取得すれば永久的に所有できる資格ではないため注意しましょう。

参考:CISCO「CCNA認定

LinuC

LinuCは、世界中で高いシェアを誇るOSの1つである「Linux」の技術を証明する資格です。

サーバーやクラウドに関する全般的な知識に加え、試験のレベルによっては現場で必要とされる技術要素も出題範囲に含まれます。

LinuC試験のレベルは1〜3の段階があるため、レベル1から順に取得していくと良いでしょう。

Linux製品はIT業界で多く利用されているため、実務にも非常に役立つ資格といえます。

参考:LinuC「LinuCとは

SEの勉強に関するよくある質問

ここからは、SEの勉強を進めるにあたってよくある疑問に回答します。

  1. 独学でも勉強できる?
  2. SEにはどんな能力が求められる?

SEについて勉強中の方や、これから学習を始めようと思っている方は、参考にしてください。

Q1.独学でも勉強できる?

SEの勉強は、独学でも可能ですが、苦労する面もあるでしょう。

特に経験が少ないうちは、自分で開発環境を用意することが難しいため、実際に手を動かしながらの学習ができない場合があります。

また、分からないところがあっても解決に時間がかかったり、モチベーションが維持できず挫折しがちです。

一方で、自分のペースで学習を進められ、コストが抑えられるというメリットがあるため、性格上「コツコツ続けるのが得意」という人にはおすすめできます。

Q2.SEにはどんな能力が求められる?

本記事で紹介した「SEとして勉強しておくべき内容」に加えて、以下のスキルが求められます。

  • 論理的思考力
  • コミュニケーション能力
  • コンサルティングスキル
  • マネジメントスキル

最初から全てのスキルを求められるわけではありませんが、スキルアップやキャリアアップを目指す際に必要となるため、身に付けておきましょう。

まとめ

冒頭でお伝えしたように、SEになるにはITに関する専門的な知識やスキルが必要です。

さらに、クライアントのニーズに応えSEとして活躍し続けるためには、継続した学習を行いスキルアップしていくことが大切です。

そのため、本記事で紹介した勉強方法を組み合わせて、自分に合うやり方で学習を続けていきましょう。

弊社ESES(イーエス)はSES企業で、クライアントへエンジニアの労働力を提供しています。

経験の少ないエンジニアであっても、様々な分野の案件をこなしながら、幅広いスキルを身に付けていくことが可能です。

希望のキャリアプランがある場合は、それに合わせたサポートも行っています。

「SEとして仕事もこなしながらスキルアップを目指したい」と考えている方は、ESESで働くことも選択肢の1つとして検討してみてください。

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報酬も、キャリアも、選択権も、すべて手に入れよう。

執筆・編集

ESESブログ 編集部

「正しい情報をわかりやすく」をモットーに、SESエンジニアとして働くなら知っておきたい“お役立ちコンテンツ”を発信しています。すべての記事は、SESのプロが徹底的に監修。SES企業だからこそわかるリアルな情報を日々発信中です。

ESESとは?

ESESという社名には、3つの願いが込められています。

1つ目は、ITエンジニアの7割を占める働き方
「SES(客先常駐)」を「良いSES(“E”SES)」にしたいという願い。

2つ目は
「従業員満足度(ES)」を高めることで、「エンジニア全体の満足度(ES)」も高めたいという願い。

そして3つ目は、
社員や顧客に対して常に「YES(前向きな返答)」と言える会社でありたいという願い。

ESESでは「自らとエンジニアがウズウズ働ける世の中をつくる。」
ミッションとし、常態化しているSESエンジニアの労働環境課題を解消していきます。