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「Salesforceエンジニア」ってどんなエンジニア?働き方を理解しよう

「Salesforceエンジニア」とは?働き方を理解しよう

近年注目されつつある「Salesforceエンジニア」。

Salesforceエンジニアは、名前の通りSalesforce(セールスフォース)を扱うエンジニアのことです。

SalesforceエンジニアはSalesforceの導入から保守までの業務を一貫して行い、クライアント企業の営業活動をサポートすることが主な役割です。

今回は、そんなSalesforceエンジニアの仕事内容や必要なスキルなどを解説します。

Salesforceエンジニアに興味のある方や、Salesforceエンジニアへの転職について考えている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

株式会社ESES 代表取締役社長

1990年生まれ。埼玉県出身。SES業界を「“良い”SES」にするために業界No.1の立ち位置を目指す、株式会社ESESの代表取締役。人材サービス事業を行うUZUZ(ESESのグループ会社)において、営業部長や支店立ち上げを経て、最年少で執行役員に就任した経歴の持ち主。現在は、経営業務だけでなく、営業や採用にも幅広く従事し、SES業界に革新を起こすために日々奮闘中。

Salesforceエンジニアの仕事内容

Salesforceエンジニアはどんな仕事をする?

「Salesforce」は、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供するクラウド型ソリューションで、CRM(顧客管理システム)の一つです。

顧客管理や営業支援を行うためのAI機能を搭載しているため、効果的な営業活動をサポートできる点が大きな特徴です。

また、顧客の傾向や過去の取引実績などを管理できるため、データ収集やデータの活用も可能にします。

このSalesforceを自社で利用するために必要な導入支援から保守までを一貫して担当するのが、Salesforceエンジニアというわけです。

Salesforceエンジニアの仕事は、一般的なエンジニアのようなプログラミング業務だけにとどまらず、次のような業務も行います。

導入支援

導入支援とは、クライアント企業から業務内容をヒアリングを行い、必要な機能が何であるかを検討するものです。

Salesforceには効率的な顧客管理や営業支援を行うための、様々な機能があります。

しかし、それらの機能は全ての企業で使うわけではないため、Salesforceを導入するクライアント企業に合わせて、必要な機能をピックアップする必要があります。

必要な機能以外にも、役立つ機能があれば提案も行いながらやり取りをし、要件定義を行います。

開発

Salesforceの開発では、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する「Apex」などのプログラミング言語を使います。

クライアント企業が必要としている機能を、要件定義をもとにこれらのプログラミング言語で開発し、Salesforceに落とし込んでいくのです。

また、Salesforceの導入にあたっては、Salesforce単体ではなく、すでにクライアント企業が使用している既存システムとの連携が必要となることも少なくありません。

そのため、Salesforce以外のシステムについても理解しておく必要があります。

機能追加

導入支援の工程では、クライアント企業にヒアリングをし、必要とする機能や提案した機能の追加を行います。

一方、Salesforceの中で使用しない機能がある場合、それらが動く状態になっていると余計な処理が稼働してシステムに負荷をかけることも少なくありません。

そのため、不要な機能については、削除したり操作できない仕様にしておく必要があります。

保守

クライアント企業へのSalesforceの開発や機能が完了した後は、クライアント企業が実際にシステムを使用して業務をスタートさせます。

クライアント企業がシステムを使用する中では、使い方が分からなかったり、何かあった際のトラブル対応も必要です。

また、追加で使用したい機能が出た際に対応しなければいけません。

このように、Salesforce導入後も保守業務が発生します。

Salesforceエンジニアの平均年収

Salesforceエンジニアの年収は、エンジニアの中でも比較的高額になる傾向があるようです。

大手転職サイトのリクナビNEXTdoda求人ボックスなどの求人を見ても、400~800万程度のものを多く見かけます。

ただし、Salesforceエンジニアの年収は所属する企業によって大きく異なるため、一概に高い・低いとは言えません。

担当する業務によっては約1,000万になることもあり、高収入を目指すことも可能です。

監修者コメント

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

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Salesforceエンジニアの働き方

Salesforceエンジニアは正社員としてだけではなく、フリーランスとして活躍することも可能です。

正社員としてSalesforceエンジニアになった場合は、プロジェクトに入り仕事をすることが一般的です。

一方、フリーランスの場合は、プロジェクトに入るケースもあるものの、企業と直接契約をしてコンサルタント的な役割を担うこともあります。

また、フリーランスの場合、Salesforceエンジニアを常駐させることが難しい企業からの需要も高いため、年収については、正社員よりも高くなる傾向があります。

ただし、社会保険などの制度が適用されないという点には注意が必要です。

さらに、フリーランスの場合は正社員よりも即戦力が求められることが多いでしょう。

Salesforceエンジニアの将来性

結論から言うと、Salesforceエンジニアは将来性があるといえるでしょう。

なぜなら、Salesforceは世界中の企業で使われているクラウド型ソリューションだからです。

クラウド型ソリューションは、既存のシステムと連携可能なため導入しやすく、導入コストも低いため、今後も導入する企業が増加することが考えられるでしょう。

また、顧客管理や営業支援は業界問わず必要とされるため、Salesforceは今後も多くの企業で導入されていくことが予想されます。

さらに、Salesforceは機能が多岐にわたるため、様々なケースに対応可能です。

このような理由から、Salesforceエンジニアの需要は今後も高くなることが予想されるのです。

Salesforceエンジニアに必要なスキル

今後も高い需要が予想されるSalesforceエンジニアですが、Salesforceエンジニアになるためにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。

ここからは、Salesforceエンジニアに特に求められる3つのスキルについて解説します。

Salesforceに関する知識・技術

Salesforceエンジニアは、当然ながらSalesforceを扱うためのスキルを持っていることが求められます。

Salesforceは、年3回アップデートがあるため、その都度キャッチアップも必要になります。

Salesforceを学ぶ上でおすすめなのが、Salesforce認定試験です。

Salesforce認定試験は、Salesforceが扱えることを証明する資格です。

基本資格と上級資格があるため、エンジニアとして経験が少なくても学習に取り組みやすいという特徴があります。

Salesforceエンジニアとして転職する際にスキルを持っていることを客観的に証明できるため、勉強だけではなく資格取得までを目指すことをおすすめします。

監修者コメント

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

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Salesforce認定資格の難易度は?

Salesforceエンジニアを目指す場合はSalesforce認定資格を取得していると就職に有利です。

Salesforce認定資格は基本的にSalesforceのユーザーや開発者をターゲットにしているため、実務経験がない場合は難易度はどうしても高くなってしまうでしょう。

Salesforceの基本資格の場合は1~2年、上位資格の場合は2~4年の業務経験があれば比較的取得しやすいと考えられます。

つまり、Salesforceに関わる業務に携わり実務経験を積みながら、資格取得を目指すという方法が効率的といえるでしょう。

なお、Salesforceの認定資格の合格率については非公開となっています。

Apexに関する知識・技術

ApexはSalesforceのプラットフォームで開発をする際に必要なプログラミング言語で、記述方法はJavaに似ています。

Salesforceエンジニアになるには、Apexの知識を持っていることが不可欠ですが、Javaの知識がすでにある場合は比較的容易にApexを使うことができるでしょう。

ただし、Apexの知識のみで多くの業務を行うことは難しいため、他にもC#やPHP、Rubyなど、主要なプログラミング言語を複数習得する方法をおすすめします。

コミュニケーションスキル

Salesforceエンジニアの業務では、クライアントとやり取りをする機会が多くあります。

そのため、クライアントとの関係構築や円滑に業務を進行させるためにも、コミュニケーション能力が求められます。

コミュニケーション能力に自信がないという人は、積極的に他者に話しかけることを意識してみたり、専門の講座などに参加してみるとよいでしょう。

まとめ

Salesforceエンジニアは、Salesforceを活用してクライアント企業の営業活動をサポートするエンジニアです。

Salesforceエンジニアとして活躍するためには、Salesforceの機能とクライアント企業の業務や課題を理解し、適切に支援をしていくことが大切です。

SalesforceエンジニアはSalesforceの導入支援から保守までを一貫して行う立場であるため、高いスキルと経験が求められます。

Salesforceエンジニアは高い需要があるため、スキルを身に付け、継続して学習していけば、将来的にも長く活躍し続けることができるといえるでしょう。

弊社ESESはSES企業です。

SESとは、ソフトウェアやシステム開発といった一連の業務に関する契約形態の一種であり、SES企業はクライアント企業(常駐先)にエンジニアを派遣します。

SES契約の場合、業務の指揮命令や出退勤管理はSES企業が行い、一つのプロジェクトや契約が終了すれば、エンジニアは新たな常駐先に勤務をする形が一般的です。

そんなSES企業である弊社でもSalesforceエンジニア向けの案件を扱っています。

弊社ではエンジニア一人ひとりの適性や希望を踏まえて、エンジニアが働きやすい環境で活躍できるようサポートを行っています。

ESESに少しでも興味を持たれた方は以下の募集要項よりぜひ詳細をチェックしてみてください。

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報酬も、キャリアも、選択権も、すべて手に入れよう。

執筆・編集

ESESブログ 編集部

「正しい情報をわかりやすく」をモットーに、SESエンジニアとして働くなら知っておきたい“お役立ちコンテンツ”を発信しています。すべての記事は、SESのプロが徹底的に監修。SES企業だからこそわかるリアルな情報を日々発信中です。

ESESとは?

ESESという社名には、3つの願いが込められています。

1つ目は、ITエンジニアの7割を占める働き方
「SES(客先常駐)」を「良いSES(“E”SES)」にしたいという願い。

2つ目は
「従業員満足度(ES)」を高めることで、「エンジニア全体の満足度(ES)」も高めたいという願い。

そして3つ目は、
社員や顧客に対して常に「YES(前向きな返答)」と言える会社でありたいという願い。

ESESでは「自らとエンジニアがウズウズ働ける世の中をつくる。」
ミッションとし、常態化しているSESエンジニアの労働環境課題を解消していきます。