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女性エンジニアの現状と将来性|就職先を選ぶ際のポイントまで解説

女性エンジニアも活躍できる!働きやすい企業を見極めよう

エンジニアとして就職した、もしくは目指そうと考えている女性の中には「女性もエンジニアとして活躍できるのかな……?」と不安を感じる方が一定数います。

実際、女性エンジニアの割合は全ITエンジニアのうち約15%となっており、決して多いとはいえません。

女性は結婚や出産などのライフイベントで生活が大きく変化します。

そのため、働き方に不安を持つ方が多いのも自然なことです。

しかし近年、リモートワークや時短・フレックスタイムなどを導入した、女性エンジニアにとって働きやすい企業も増えています。

加えて、エンジニア自体の需要も高まっており、今後女性エンジニアも増えるといえます。

本記事では、女性エンジニアの魅力や注意点、就職する際のポイントについて解説しました。

「これから女性エンジニアとして活躍していきたい」という方は、今後のキャリアプランを考える際の参考にしてください。

この記事の監修者

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

株式会社ESES 代表取締役社長

1990年生まれ。埼玉県出身。SES業界を「“良い”SES」にするために業界No.1の立ち位置を目指す、株式会社ESESの代表取締役。人材サービス事業を行うUZUZ(ESESのグループ会社)において、営業部長や支店立ち上げを経て、最年少で執行役員に就任した経歴の持ち主。現在は、経営業務だけでなく、営業や採用にも幅広く従事し、SES業界に革新を起こすために日々奮闘中。

女性エンジニアの現状

女性エンジニアは、IT業界全体で見るとまだ少数派です。

そのため、以下のような不安を感じる人も少なくありません。

  • 女性でも働き続けられるのか
  • 年収やキャリアに不利はないのか
  • 将来も長く活躍できるのか

ここでは、女性エンジニアの割合や年収、将来性、実際の働き方などを通して、現在のリアルな状況について見ていきましょう。

女性エンジニアの割合

一般社団法人情報サービス産業協会が発表している「2024年版情報サービス産業基本統計調査」によると、女性のITエンジニアの割合は15.3%という結果でした。

「エンジニアは男性が多い」というイメージがあるかもしれませんが、実際のところ女性エンジニアの割合はまだまだ少ないといえるでしょう。

前年度は女性エンジニアの割合が15.8%だったので、わずかですが減少しています。

内閣府が公表している「女性デジタル人材の育成について」によると、医療・福祉分野は74.4%、宿泊業は62.2%と女性比率が高めです。

こうして比べると、エンジニアにおける女性比率はかなり低水準であると分かります。

しかし、ITエンジニア自体の需要は伸び続けることが予想されています。

そのため、今後は男女問わず、エンジニアとして活躍する人は増えていくことでしょう。

監修者コメント

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

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なぜ業種・職種によって男女比は大きく異なるのか

業界によって男女比は大きく変わります。

なぜ仕事によってこんなにも差が大きいのでしょうか。

これには様々な要因がありますが、その1つに「仕事内容の問題」があります。

分かりやすい例で言うなら「力仕事は男性の方が向いている」と考える人が多いということです。

もちろん女性でも体力のある人もいれば、男性でも不向きな人はいます。

しかし全体的に見たら、男性の方が体力面で有利なのは事実です。

仕事によっては、性別による向き・不向きがあるのです。

また、文化的・歴史的背景から男女比が偏っている業界も存在します。

例えば、保育士は女性が圧倒的に多いですが、これは保育士が元々「保母さん」と呼ばれていたように、女性がなることを前提とした職業だったからです。

これらを踏まえて考えると、エンジニアに必要な資質は男女どちらかに偏るものではないため、今後も女性の割合は増え続けると考えられます。

女性エンジニアの平均年収

女性エンジニアの年収について不安を感じる人もいますが、IT業界は比較的、性別よりもスキルや成果が評価につながりやすい業界と言われています。

転職サービス「doda」の調査によると、技術系(IT/通信)職種における女性の平均年収は419万円でした。

一方、同分野の男性平均年収は491万円となっており、差はあるものの、他業界と比べると専門性や経験が収入に反映されやすい傾向があります。

ただし、この数値はあくまで平均であり、実際の年収は職種や企業規模、担当業務、経験年数によって大きく変わります。

開発経験を積んで上流工程に関わったり、設計・要件定義・プロジェクトマネジメントなどへ業務領域を広げたりすることで、年収アップを目指すことも十分可能です。

経験やスキルが積み上がるほど市場価値が高まりやすいため、継続的に学習しながらキャリアを広げていける点も、エンジニア職の魅力の1つです。

女性エンジニアの需要と将来性

結論として、エンジニア全体の需要は今後も高い水準が続くと考えられており、女性エンジニアの活躍機会も広がっています。

背景にあるのが、IT人材不足の深刻化です。

経済産業省なども以前からIT人材不足への課題を指摘しており、多くの企業でエンジニアの確保が重要な経営課題になっています。

需要に対して人材供給が追いついていない状況が続いているため、今後もエンジニア職そのものの市場価値は高く推移すると見られています。

その中で、女性エンジニアの採用や定着に力を入れる企業も増えています。

従来よりも働き方の柔軟性を高めたり、育児やライフイベントとの両立支援を充実させたりする企業も増えており、多様な人材が活躍しやすい環境づくりが進んでいます。

近年はリモートワークやフレックスタイムなどの働き方が普及し、場所や時間に縛られず働ける選択肢も広がっています。

エンジニアは成果や専門性が評価されやすい職種でもあるため、ライフステージの変化に合わせながらキャリアを継続しやすい点も魅力です。

実際の働き方

女性エンジニアの働き方は、企業や案件、働く人自身が重視する価値観によって大きく異なります。

「ずっと出社して開発を続ける」「とにかく経験を積んでマネジメントを目指す」といった働き方だけではありません。

リモートワークを活用したり、プライベートとの両立を意識したりしながら、自分に合ったキャリアを築いている人も増えています。

ここでは参考として、実際に弊社ESESで働く女性エンジニアの事例を紹介します。

【A.MUKAIさんの働き方】

Webシステム開発案件に参画し、保守工程を中心に基本設計からリリースまで幅広く担当。

未経験ながら「Webシステムに携わりたい」という希望を叶えながら、新しい領域へ挑戦できる環境で経験を積んでいます。

3人のお子さまを育てながら働いており、入社時から希望していたリモート勤務を行っています。

現在は10時始業の案件に参画していることで、始業前に子どもの通院や家事を進められるなど、家庭と仕事を両立しやすい働き方を実現。

働く環境に余裕が生まれたことで、業務時間だけでなく休日にも自発的に技術を学ぶようになり、仕事とスキルアップの両立にも前向きに取り組んでいます。

【N.CHOUSAさんの働き方】

ERPパッケージ「COMPANY」に関わる業務に従事しており、導入コンサルタントとしてお客様への提案や導入支援、導入後のサポート業務まで幅広く担当。

これまでの経験を活かしたいという希望から、COMPANY案件への参画を実現しました。

持病への配慮から希望していたフルリモート勤務も実現しており、無理なく働ける環境の中でキャリアを継続しています。

転職後は年収も約150万円アップするなど、働く環境・スキル・待遇のすべてで前向きな変化を実感しながら、自分らしいキャリア形成を進めています。

女性エンジニアがきついと言われる理由

エンジニアは男女問わず需要の大きい職業ですが、女性エンジニアが少ない理由は以下の6つが考えられます。

  • 職場に女性エンジニアが少なく、理解されにくい
  • ロールモデルがいない
  • 勉強時間を確保しにくい
  • ライフイベントに左右される
  • シフト制で夜勤が発生する
  • 企業によっては労働時間が長い

以下、それぞれの理由について詳しく解説していきます。

職場に女性エンジニアが少なく、理解されにくい

女性エンジニアが年々増えているといっても、まだ男性エンジニアが8割ほどを占めています。

そのため、職場環境によっては女性の働き方について理解されないこともあるでしょう。

  • 長時間労働が常態化しないか
  • 産休や育休は快く取得させてもらえるか
  • 子どもが体調不良になった時は早退できるのか

このような問題は男性よりも女性が抱えやすいといえます。

もし職場に女性エンジニアの先輩がいれば、女性ならではの悩みを気軽に相談しやすいのではないでしょうか。

しかし上司や同僚が男性ばかりの職場では、ちょっとした相談がしづらく、女性が定着しない要因になりうるのです。

ロールモデルがいない

女性エンジニアの中にも積極的なキャリアアップを目指す方が一定数います。

しかし、女性管理職はまだまだ少ないのが現状です。

一般社団法人情報サービス産業協会の「2024年版情報サービス産業基本統計調査」によると、女性管理職の割合は8.8%という結果でした。

これは女性エンジニアにとって「ロールモデルが見つからない」という課題を生み出す要因となっています。

身近に活躍している女性がいることで、よりキャリアアップのイメージがしやすくなるのは事実です。

女性の社会進出を促進するには、ロールモデルとなりうる女性を増やすことが1つの課題といえるでしょう。

勉強時間を確保しにくい

IT業界は変化が激しく、新しい技術や流行を捉えながら学び続けられる人材でないと仕事を続けていくことは難しいです。

しかし、子育てや家庭と仕事を両立する中で、十分に勉強時間が確保できない女性も多いのも現実です。

どの仕事に就いていても勉強は必要ですが、エンジニアは特に主体的な学習ができるかどうかで差がつきやすい職種といえます。

特にキャリアアップを目指す方は勉強時間の確保が必須のため、子育てと両立したい女性エンジニアにとって、ハードルが高く感じるのは無理もありません。

ライフイベントに左右される

女性は結婚や出産などのタイミングで、退社・休職しなければならないことも多いです。

これらのライフイベントがキャリアアップを考える際、大きな障壁となるのは間違いありません。

近年は男性の育児休暇取得率も増えていますが、まだまだ女性の方が圧倒的に多いです。

厚生労働省の出しているデータによると、2024年における男女の育児休暇取得率は男性が40.5%に対し、女性が86.6%という結果でした。

特に目指すキャリアがある女性エンジニアにとっては、退職・休職は大きな痛手となります。

エンジニアの世界では「ライフイベントによってキャリアを中断し、復帰した頃には以前身につけたスキルが全く役に立たないものとなっていた」なんてことも起こりうるからです。

こうした背景も、エンジニアを目指す女性が少ない要因と考えられます。

参考:厚生労働省「育児・介護休業法の改正について

夜勤が発生する可能性がある

エンジニアの種類によっては、夜勤が発生する可能性があります。

夜勤の可能性があるエンジニア夜勤の可能性が低いエンジニア
・ネットワークエンジニア
・サーバーエンジニア
・クラウドエンジニア
・システムエンジニア
・プログラマー

※納期を後ろ倒しにできない開発案件に関わっている場合も、状況によっては夜勤の可能性あり

インフラエンジニアでも夜勤が発生しない案件は多数ありますが、以下のような下流工程の業務を行う場合は夜勤となる可能性が高いです。

  • システムやサーバーの監視
  • ネットワークのトラブル対応

上記の業務は24時間365日動くインターネットに対応するため、欠かすことはできません。

そのため、これらの業務に携わる場合はシフト制での勤務となり、交代で夜勤を任されます。

また、監視やトラブル対応以外にインフラエンジニアが行う「システム導入」なども、人の働いていない早朝や夜間に行われることが多いです。

夜勤に入れる女性が少ないことからも、女性が少ない職種になっていると考えられます。

企業によっては労働時間が長い

エンジニアは労働時間が長い職場も多いです。

システム開発においては「クライアントからの要望で短い納期に設定されている」「急な仕様変更で計画が狂う」などの理由から、残業が発生することは珍しくありません。

また運用保守においても、トラブルは突然起こります。

原因を特定するのに時間がかかり、大幅な残業が生じる可能性もあるため、時と場合によっては労働時間が長くなりやすいです。

とはいえ、残業時間の少ない企業も一定数存在します。

「長時間労働をできるだけ避けたい」という方は、仕事内容・月の労働時間や残業時間をよく確認しましょう。

監修者コメント

白川 聖悟SHIRAKAWA SEIGO

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女性がインフラエンジニアとして働く場合は……

未経験インフラエンジニアの場合、下流工程の案件(監視・トラブル対応など)からキャリアが始まることはよくあります。

そうなると必然的に夜勤で働く可能性が上がりますが、中には「女性には夜勤をお願いできない」と考える企業も少なくありません。

そのため採用ハードルが上がったり、場合によっては女性の採用を控えてしまうケースも……。

もちろん全ての企業に該当するわけではありませんが、未経験からインフラエンジニアを目指す際は少し注意が必要です。

女性エンジニアとして働くメリット

女性エンジニアが少ない理由は様々ですが、一方で魅力ある職業でもあります。

  • 手に職をつけて長く働ける
  • スキルがあれば復職しやすい
  • 柔軟な働き方ができる
  • 高収入を目指せる

これらを魅力的に感じる女性は、エンジニアに向いているといえます。

手に職をつけて長く働ける

エンジニアとして働くには、多くの知識や技術を身に付ける必要があります。

しかし、ITエンジニアに関するスキルは一度身に付ければ一生使える点は大きな強みです。

先ほど「エンジニアは次々に新しい知識や技術を学ぶ必要がある」とお伝えしましたが、土台となる知識は変わりません。

実際、インターネットやパソコンの仕組みは開発されて以来同じです。

特にITエンジニアは常に人材不足が課題となっている業界であり、今後も人手が足りなくなると予想されています。

一度スキルを身につけたら長く働けるのは間違いないでしょう。

スキルがあれば復職しやすい

先述の通り、女性は結婚や出産など、キャリアを中断しなければならないライフイベントが存在します。

しかし、エンジニアとして最低限のスキルを身につけていれば、復職しやすいのも大きな魅力です。

近年は育休に対して理解を示す会社も増えました。

女性にとって働きやすい環境が整いつつあるので、スキルさえあれば十分復職できると考えていいでしょう。

ただしブランク期間が長いと復職が難航する可能性もあるので、後ほど解説する企業選びを慎重に行い、ブランクを空けない工夫が大切です。

柔軟な働き方ができる

柔軟な働き方がしやすいのもエンジニアの魅力です。

家庭をもつと子どものお迎え時間などが決まっていて、働ける時間に制限が出ます。

加えて、子どもの体調不良など、急遽予定を変更しなければならないことも増えるでしょう。

企業によっては「フレックス勤務」や「リモートワーク」の制度を取り入れており、柔軟な働き方を選択できるところもあります。

一方、飲食店やアパレルショップなどで働く場合、店舗の営業時間に合わせる必要があったり、出社しないと仕事ができないなど、柔軟性のある働き方はできません。

このような見方をすれば、女性にとってエンジニアは働きやすい職種ともいえるのです。

高収入を目指せる

エンジニアは他の業種に比べて、高年収を目指せる点も大きな強みです。

職種平均年収
女性全体382万円
エンジニア(女性)419万円

参照:doda「平均年収ランキング(職種・職業別)」

dodaの「平均年収ランキング 技術系(IT/通信)」によると、女性エンジニアの平均年収は419万円となっています。

女性全体の平均年収は382万円であり、金融業界の419万円に次ぎ、年収が高めの職種です。

ITエンジニアは高い技術を持っているほど、レベルの高い案件を担当することができるため、その分給与も高くなる傾向にあります。

女性エンジニアのキャリアの選択肢

女性エンジニアのキャリアは、1つに限定されるものではありません。

身につけたスキルや経験、将来のライフスタイルに合わせて、様々な方向へ柔軟にキャリアを広げられる点は、エンジニアという職種の大きな魅力です。

実際には、技術を深めて専門職として活躍する人もいれば、働きやすさを重視して環境を変える人、マネジメントや独立に挑戦する人もいます。

近年はリモートワークや柔軟な勤務制度の普及によって、ライフイベントと両立しながらキャリアを継続する選択肢も増えています。

ここでは、女性エンジニアが選びやすい代表的なキャリアパスを紹介します。

自分が将来どのような働き方をしたいのかをイメージしながら、キャリア選択の参考にしてください。

開発エンジニア

開発エンジニアは、Webサービスやアプリケーションなどの設計・開発を担当する職種であり、エンジニアのキャリアの中でも最も一般的な選択肢の1つです。

担当領域は幅広く、サーバー側の処理を担うバックエンド、画面や操作性を作るフロントエンド、モバイルアプリ開発など、様々な分野に分かれています。

そのため、働きながら自分の興味や得意分野を見つけ、専門性を深めていきやすい点が特徴です。

近年はリモートワークや柔軟な働き方に対応している企業も増えているため、ライフスタイルに合わせながらキャリアを継続しやすい職種でもあります。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク、クラウド環境など、システムを支えるIT基盤の設計・構築・運用を担う職種です。

ユーザーから直接見える機会は少ないものの、サービスやシステムを安定して動かすためには欠かせない存在です。

近年はクラウド化の進展やITサービスの拡大により、インフラ領域の重要性は高まっており、継続的な需要が期待されています。

専門性を身につけることで市場価値を高めやすく、長期的に安定したキャリアを築きやすい点も魅力です。

一方で、担当する業務によって働き方には違いがあります。

特に運用・保守業務では、障害対応やメンテナンスの都合上、夜間対応や緊急対応が発生するケースもあります。

そのため、キャリアを考える際は仕事内容だけでなく、勤務形態やオンコール体制、働き方まで含めて確認しておくことが大切です。

インフラエンジニアという働き方に興味がある方は、以下の記事も参考にしてください。

社内SE

社内SEは、自社で利用するシステムの運用・保守や、社内IT環境の整備、業務改善のためのシステム導入などを担当する職種です。

一般的な開発エンジニアと異なり、外部の顧客ではなく社内ユーザーを支援する立場で業務を進めていきます。

社内システムの問い合わせ対応や運用管理だけでなく、要件整理やベンダーとの調整、システム導入プロジェクトに関わるケースもあります。

社内SEの特徴として挙げられるのが、比較的スケジュールを調整しやすい働き方です。

外部顧客への納期に追われる場面が少ないため、企業によっては残業時間が抑えられていたり、働く時間を調整しやすかったりするケースもあります。

そのため、仕事とプライベートのバランスを重視したい人や、ライフイベントと両立しながら長期的にキャリアを築きたい女性からも人気がある職種です。

マネジメント職

マネジメント職は、プロジェクトマネージャーやチームリーダーなどとして、開発チーム全体をまとめながら成果を出す役割を担うキャリアです。

主な業務は、開発スケジュールの管理、タスクの割り振り、進捗確認、関係者との調整、メンバー育成などです。

自分自身が手を動かして開発するだけでなく、チーム全体が円滑に動ける環境を整えることが求められます。

そのため、技術的な理解に加えて、コミュニケーション能力や課題解決力、マネジメントスキルなども重要になります。

責任や判断を求められる場面は増えますが、その分、年収アップやキャリアの幅を広げやすい点も魅力です。

開発経験を活かして組織づくりや人材育成にも関わりたい人にとっては、大きなやりがいを感じやすい職種といえます。

フリーランス

フリーランスエンジニアは、企業に所属せず、個人で案件を受注しながら働くスタイルです。

会社員とは異なり、案件や働く場所、働く時間を自分で選択できるため、自由度の高い働き方として注目されています。

特に近年はリモート案件が増えており、通勤時間を減らしながら働ける環境も広がっています。

そのため、育児や家庭との両立を重視したい女性にとって、柔軟な働き方を実現しやすい選択肢の1つです。

一方で、自由度が高い分、案件獲得や契約管理、スケジュール調整なども自分で行う必要があります。

案件が途切れると収入が不安定になる可能性もあり、会社員のような教育制度やサポートを受けにくい点には注意が必要です。

そのため、いきなり独立するというよりは、まず企業で実務経験や専門スキルを積み、安定して成果を出せる状態になってからフリーランスへ移行するケースが一般的です。

将来的に働き方の自由度を高めたい人や、自分のペースでキャリアを築いていきたい人にとって、フリーランスは十分現実的なキャリアの選択肢といえるでしょう。

エンジニアに向いている女性の特徴5選

女性エンジニアとして働く魅力や注意点を踏まえて、最後にもう1つ大事な視点があります。

それは「あなた自身にとってエンジニアが好き・向いているのか」という視点です。

仕事を選ぶうえで適性は確かに重要です。

自分の得意なことや価値観に合った仕事のほうが、成果を出しやすく、長く前向きに働きやすい傾向があります。

一方で、向き不向きに囚われすぎる必要はありません。

「自分には向いていないかもしれない」と決めつけてしまうことで、本来なら活躍できたかもしれない機会を逃してしまう可能性があるからです。

実際、エンジニアは未経験から挑戦して活躍している人も多く、経験を積む中で適応していけるケースもあります。

それを踏まえた上で、エンジニアに向いているのかどうかをチェックしていきましょう。

​​エンジニアをおすすめできる女性の特徴は以下の5つです。

  • コミュニケーションスキルが高い
  • 論理的思考が得意
  • 物事に柔軟に対応できる
  • 細かい作業が得意
  • 1つのことに集中できる

以下、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

1.コミュニケーションスキルが高い

エンジニアとして働くうえで欠かせないのが、コミュニケーションスキルです。

業務内容にもよりますが、エンジニアは一般的にクライアントとの打ち合わせやチームメンバーとの連携など、人とやり取りをする機会が多い職種です。

上手くコミュニケーションが取れないとミスが起こりやすく、クライアントの満足度にも直結します。

一方、コミュニケーション能力が高いエンジニアがいると、会社全体で以下のメリットがあります。

  • メンバー間の意思疎通がスムーズになる
  • より多くのアイデアが生まれる
  • クライアントからの信頼度が上がる

コミュニケーション力はどんな職種においても必要ですが、エンジニアにおいても同様です。

2.論理的思考が得意

論理的思考ができる人も、エンジニアに向いています。

特に要件定義のプロセスでは「この機能はなぜ必要か」「この設計がいいと思った理由」など、一つひとつの作業を論理的に判断しなければなりません。

開発においても、複雑なプログラムを組み合わせながら「正しく機能するか」「このバグはなぜ起こったのか」などを判断しながら進めます。

そのため、論理的思考が得意な女性はエンジニアに向いているといえるでしょう。

3.物事に柔軟に対応できる

突然の仕様変更やトラブルなどが起きた時も、エンジニアには柔軟な対応が求められます。

システム開発では、途中でクライアントから急な仕様変更を受けるなど、計画通りに進まないことは日常茶飯事です。

また「サーバーがダウンした」「システムが誤作動している」などのトラブルも必ずと言っていいほど起こります。

そのため、どのような場面でも臨機応変に対応できるエンジニアは重宝される存在です。

4.細かい作業が得意

エンジニアは、細かく正確な作業が求められる場面が多いです。

例えば、プログラミングは1文字でもミスがあると正確な動作をしません。

一つひとつの仕事を丁寧に取り組む几帳面さが必要です。

エンジニアの仕事は地道なものが多いので、細かい作業にもストレスなく取り組める女性は向いているでしょう。

5.1つのことに集中できる

先ほどの「細かい作業が得意」とやや関連しますが、1つのことに集中して取り組める「集中力」もエンジニアにとって重要です。

仕事内容によっては1つの作業を長時間行うため、集中力のない人はミスが起こりやすく、それが重大なトラブルを引き起こすこともあります。

スピード感も必要ですが、それ以上に正確さが求められる職種といえるでしょう。

また、集中力を維持するためにも休日はしっかり気分転換するなど、心身のメンテナンスが上手であることも大切です。

女性エンジニアが就職先を選ぶ際のポイント

ポイントをチェック!大切なのは就職先の選び方

先ほど女性がエンジニアとして活躍するには、働きやすい企業を選ぶことが大切とお伝えしました。

最後に、女性エンジニアが就職先を選ぶ際に意識したい4つのポイントを解説します。

  • 女性が活躍しやすい環境である
  • 産休・育休後に復帰しやすい
  • 柔軟な働き方ができる
  • 面談時に実情を確認する

これらの条件を満たしている企業であれば、女性エンジニアにとって働きやすい環境といえるでしょう。

それぞれの特徴を順番に解説していきます。

女性が活躍しやすい

キャリアアップを目指したい女性の場合、まずは「女性が活躍しやすい環境であるか」をチェックしましょう。

具体的には、女性が活躍している職場は以下の特徴を持っています。

  • 女性の管理職がいる
  • 意思決定の場に女性も参加している
  • 男性と女性で仕事内容に差がない

「実際にその企業で女性が活躍しているか」は重要なチェックポイントです。

これらの条件を前提として、追加であなたの希望やキャリア形成の際に必要な条件を満たしている企業を選びましょう。

産休・育休後に復帰しやすい

今後の人生で出産を考えている女性の場合は「産休や育休の制度はあるか」「産休・育休後に復帰しやすいか」を確認しましょう。

近年では、男性・女性を問わず育休を取得できる企業も増えていますが、復職しやすいかどうかは会社の雰囲気によります。

具体的には「時短勤務の場合、雇用形態や業務内容は変化するのか」について確認することで、産休・育休後の働き方がある程度見えてきます。

時短勤務になると「非正規雇用に変わる」「開発案件に参画できない」などのケースもあるので、事前によく確認しておくのがおすすめです。

柔軟な働き方ができる

結婚や出産など、ライフイベントごとに女性の生活は大きく変わります。

時短勤務・リモートワーク・フレックス勤務が可能な仕事がどのくらいあるかを確認することで、将来的な働きやすさが想像できるでしょう。

柔軟な働き方に対応している企業であればブランク期間を短くしやすいため、長期的に見て理想のキャリア形成をしやすくなるメリットもあります。

面談時に実情を確認する

女性エンジニアとして長く働ける環境を選ぶためには、求人票や制度だけを見るのではなく、面談や面接の場で実際の働き方を確認することが重要です。

「育休制度あり」「女性社員活躍中」と記載されていても、制度が十分に活用されていなかったり、一部の人しか利用できていなかったりするケースもあります。

そのため、制度の有無だけで判断せず、現場でどのように運用されているのかまで確認する視点を持ちましょう。

特に、以下のような点は確認しておくと安心です。

  • 女性エンジニアがどのポジションで活躍しているのか
  • 実際にどれくらい制度が利用されているのか
  • 会社として性別にかかわらず働きやすいように、何か取り組んでいるのか
  • キャリア形成や評価制度に偏りがないか

可能であれば実際に働いている女性社員と話す機会があると、よりリアルな情報を得やすくなります。

公式サイトや採用ページだけでは見えない、働き方や職場の雰囲気、制度の使いやすさなどを知るきっかけになるでしょう。

まとめ

以上、女性エンジニアの魅力や注意点、就職する際のポイントを解説しました。

女性エンジニアは増えているとはいえ、まだ20%ほどと少ないのが現状です。

女性ならではの悩み・働き方を理解されにくいという問題は未だに根強く残っていますが、本記事で紹介したポイントを押さえれば、働きやすい企業を見つけられることでしょう。

「エンジニアとしてキャリアアップをしていきたい」と考える女性は、ぜひ実践してみてください。

ちなみに、弊社ESESではエンジニアにとって働きやすい環境作りに励んでおり、もちろん女性エンジニアへの配慮も行っています。

  • テレワーク・在宅の案件あり
  • 時短勤務制度あり
  • 産休育休制度あり(取得・復職実績も豊富)
  • 自由なキャリア選択ができる

このような工夫によって、女性が長期的なキャリアアップが実現できるように支援しています。

「家庭も仕事も両方大事にしたい」という方は、ぜひこちらの募集要項もご覧ください。

弊社で働くことを選択肢の1つとして考えていただけると幸いです。

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執筆・編集

ESESブログ 編集部

「正しい情報をわかりやすく」をモットーに、SESエンジニアとして働くなら知っておきたい“お役立ちコンテンツ”を発信しています。すべての記事は、SESのプロが徹底的に監修。SES企業だからこそわかるリアルな情報を日々発信中です。

ESESとは?

ESESという社名には、3つの願いが込められています。

1つ目は、ITエンジニアの7割を占める働き方
「SES(客先常駐)」を「良いSES(“E”SES)」にしたいという願い。

2つ目は
「従業員満足度(ES)」を高めることで、「エンジニア全体の満足度(ES)」も高めたいという願い。

そして3つ目は、
社員や顧客に対して常に「YES(前向きな返答)」と言える会社でありたいという願い。

ESESでは「自らとエンジニアがウズウズ働ける世の中をつくる。」
ミッションとし、常態化しているSESエンジニアの労働環境課題を解消していきます。